シャフトメーカーの三菱ケミカルが、女性専用に設計したシャフトを開発中と聞き、「ジャパンゴルフフェア2019」が開催されている、パシフィコ横浜の三菱ケミカルのブースに行って参りました!
そこには、参考商品として、キラキラと輝く7本のシャフトが展示されていました。従来のシャフトとは様相が違い、一見して女性向けであることがわかります。
企画担当は国司祐希さん(左)、開発担当は松原華栄さん(右)。おふたりともかわいらしい女性です!
女性ゴルファーの感性を活かした設計
現在、軽量で柔らかめのLシャフトを使用している女性ゴルファーが「もう少し固めのシャフトに変えたい」と思ったとき、選択肢が少ないのは事実。また、「Rシャフトに変えてしっくりしているけれど、じつはデザインが気に入らない」「なんとなく合わない」と思っている中上級者の方もいるのでは?
開発中の新シャフトは「感性工学」に基づいた、女性専用の設計。「感性工学」とは、“感性”という主観的な反応をデータに置き換え、活用することを目的とした学問。つまり、女性ゴルファーの感性を分析&活用したシャフトを開発中、というわけです。多くの女性ゴルファーに実際に試打してもらい、フィーリングや率直な意見を述べてもらったデータを積み重ねている最中なのだそうです。
デザイン面でも、「大きな柄は集中できない」「色のグラデーション位置は真ん中あたりがいい」など、女性ゴルファーのリアルで繊細な意見が随所に取り入れられています。これは楽しみですね!
「コンスタントに100切りをしたい女性ゴルファーのみなさん、今年秋頃の発売を目指していますので、楽しみにお待ちください!」(国司さん・写真左)
「素材は男性用とまったく同じ高品質のもの使用しつつ、デザインやフィーリングは女性に好まれるものを開発中です。道具にこだわりたい女性や、人と違うものを使いたい方にきっと満足してもらえると思います」(松原さん・写真右)
Reginaのイベントでも試打のチャンス!
ブランド名や発売日は未定ですが、Reginaのイベント等で、このシャフトを試打する機会を設ける予定です。あなたの感想やご意見が、新ブランドに活かされるかもしれません。イベントについては詳細が決定次第、HP上やメールマガジン等でお知らせしますので、お楽しみに!
新シャフトブランドの開発については、5月7日発売予定の『Regina初夏号』でも詳細をレポートします。ぜひご覧ください。
取材・文/大津恭子