【銀座のかずこママがズバリ言うわよ!】ゴルフのお悩み 解決サロン Vol.14

銀座6丁目にある「銀座Room」は、遊びなれた紳士や淑女が夜な夜な訪れる会員制バー。お目当ては、オーナーのかずこママを中心にくり広げられるウィットに富んだおしゃべり。人を愛し、ゴルフを愛するかずこママが、Regina webに登場。ゴルフにまつわる「あるある」悩みをズビシッと解決してくれます!

「コンペの持ち寄り賞品、どんなものがいい?」

友人のゴルフ仲間が主催するコンペに、初めて参加することになりました。ひとり一品ずつ、なにか賞品を持ってきてくださいと言われたのですが、どんなものがいいのか、いくらくらいのものがいいのか、迷ってしまいます。なにかアドバイスをよろしくお願いします。(イベント会社・ミホ 30代 独身 ゴルフ歴2年)

女子的センスを発揮するなら箱入りフルーツを

ギフトの基本は、ケチらないことと、相手が喜んでくれるものであること。

ゴルフ用品を思いつくかもしれないけれど、意外と高くつくし、相手の好みもある。賞品は誰の手に渡るかわからないからね。わたしもよく、サブバッグとか、絶対に使わないゴルフ用品とかもらっちゃって困るんだけど、結局、使ってくれなければ意味がないじゃない?

自分の身分やふところ具合、参加者のメンツにもよるけれど、喜んでもらうには、最低でも3000円、4000円は必要かな。自分で買えるけど、買わない。でももらってうれしいもの。

それを考えると、食べてなくなるものがイチバンかな。女子なら、デパートで買える化粧箱入りのフルーツなんて、センスがいいんじゃないかしら。メロンとか、マンゴーとか、シャインマスカットとか、今しか買えない旬のフルーツとか。見た目もきれいだし、ヘタなお菓子より高級感があるわよね。

もしもあなたにお金があって、コンペの参加者がそれなりの人たちだったら、商品券がおすすめ。しかも、たとえば参加費が2万5000円だったら3万円分とか、今回のコンペ代がチャラになるくらいの金額分は奮発しましょう。普通の人がしないことをして、「こんなことしてくれるの、すごいね」って、印象づければ、人生が広がる出会いにつながるかも。

ま、30代のOLがここまでする必要はないけれど、いずれにしても、1000円や2000円でなんとかしようという概念は捨てることね。その価格帯で買えるものなんて、たかが知れてるもの。相手がガッカリするのはもちろん、あなただって表彰式で恥ずかしい思いをすることになるはずよ。

かずこ(Kazuquo)ママ プロフィール

“一見さんお断り” 銀座6丁目の会員制バー『銀座Room』を経営。常連には多数の女子プロゴルファーが名を連ねる。名門コースの会員権をもつほど、自身も大のゴルフ好きで、年2回のコンペを主催。著書に「東京銀座六丁目 僕と母さんの餃子狂詩曲」(集英社刊)がある。インスタグラム(@kazuquo)もチェック!