【銀座のかずこママがズバリ言うわよ!】ゴルフのお悩み 解決サロン Vol.45

銀座6丁目にある「銀座Room」は、遊びなれた紳士や淑女が夜な夜な訪れる会員制バー。お目当ては、オーナーのかずこママを中心にくり広げられるウィットに富んだおしゃべり。人を愛し、ゴルフを愛するかずこママが、Regina-webに登場。ゴルフにまつわる「あるある」悩みをズビシッと解決してくれます!

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◆「ゴルフショップの店員さんと仲よくなりたい!」

イメージ画像/Getty Images

勤務先の近くに割と大型のゴルフショップがあります。ゴルフが大好きな私は、ウエアや小物、クラブなどを見ているだけでも楽しいので、ランチのあとや仕事帰りにちょくちょく寄ってしまいます。

じつはそのお店に、ちょっとステキな店員さんがいるので、「会いたいな」というよこしまな気持ちも少しあり、できれば仲よくなりたいなと思っています。

先日、思い切ってクラブについて質問してみたのですが、買うには至らずそれっきり。さらに距離を縮めるための、なにかいい作戦はあるでしょうか。(不動産業 リエ 35歳  独身)

◆挨拶&質問で、とにかくあなたの存在をアピールしましょう

まず、行くたびにその人の周りをうろちょろして、自分の存在を覚えてもらうことね。もちろん「こんにちは」などの挨拶は忘れずに。

さらに「ボールってどう違うんですか?」などと知識的なことを質問したり、「新しいクラブはどうですか?」と、買うつもりがなくても試打してみたり。

ゴルフ好きな自分の存在をアピールするしかないんじゃないかしら。

あなたに興味があれば、そのうち相手の方から「今日は何をお探しですか?」などと、なんらかのアクションがあるかと。とにかく、行くたびに世間話ができるようになることね。そのうち、例えばショップ主催のコンペやイベントなどに誘ってくれるようになるかも。

◆“単なる上客”にならないよう気をつけて

ただ、ひとつ気をつけてほしいのは、“カモ”にならないこと。

私も仲のいい店員さんのいるショップがあって、 いろいろわがままを聞いてくれたりするので通っていました。でも、 つき合いが長くなるうちに「絶対に買ってくれる人」 と思われちゃった みたいで、ショップに行くたびになにかを買わずに帰れなくなってしまい……。 なんだか 面倒になって、なんとなく足が遠のいてしまった経験があるの。

だからたとえ仲よくなっても、それはあなたに興味があるのか、あなたのお金に興味があるのかを見極めないとね。 距離が近づくうちに、 あなたにも猜疑心が 生まれるかもしれないし。

“別のところで出会った人が、たまたまゴルフショップの店員だった”というなら話は別だけど、今回のケースは要注意。まあ、親しくなる過程で、相手がどういう人なのかをよく観察できれば、ケガはしないはず。

何事も行動あるのみ。 ステキな出会いになるよう、祈っているわ。

◆かずこ(Kazuquo)ママ プロフィール

“一見さんお断り” 銀座6丁目の会員制バー『銀座Room』を経営。常連には多数の女子プロゴルファーが名を連ねる。名門コースの会員権をもつほど、自身も大のゴルフ好きで、年2回のコンペを主催。著書に「東京銀座六丁目 僕と母さんの餃子狂詩曲」(集英社刊)がある。インスタグラム(@kazuquo)もチェック!