ゴルフをしていると様々な人に出会い、交流を深めることもあれば、ぎこちない関係になってしまうことも。そこで、会話術、空気の読み方、気配りにおいてはプロ中のプロ、伝説の元キャバ嬢「エンリケ」こと小川えりさんがラウンド時の接し方を伝授。いつでもどんな人とも楽しめるGOLFコミュニケーション術を身につけましょう!
◆ラウンド時、こんな空気で困ってませんか???
ショット後のさむ〜い空気、どうにかしたい!
なんだか不愛想な人と同じ組になっちゃった(汗)
カートの中でダンマリ…何か話しかけないと!
ゴルフが上手でイケメン♥また会いたいな…
マナー知らずのあの子にイライラ(怒)
◆伝説の元キャバ嬢、「エンリケ」がラウンド時のコミュニケーション術を伝授!
◆エンリケってこんな人!
◆ゴルフ愛が高じてキャバ嬢初の個人でのゴルフコンペを開催
「エンリケ」の愛称で親しまれ、7年連続NO・1の座を獲得した元キャバ嬢の小川えりさん。そんな人気者の彼女の趣味が意外にも(?)ゴルフ。2017年には個人で主催した「エンリケカップ」が話題に。そこで小川さんの華麗なるゴルフライフを聞いてみました。
「13年前、当時付き合っていたカレと打ちっぱなしに行ったのが始めたきっかけです。3か月後にコースデビューして最初のスコアは155(笑)」。多いときは週3回の頻度でラウンド。仕事を終えて、1〜2時間睡眠をとってからゴルフ場へ。ラウンド後はお店に出勤というハードな日々を過ごしていたそう。「夜の仕事をしていると、緑の中を歩くのがすごく気持ちいいんです。また、やればやるほどスコアが縮まっていくのが楽しくてハマってしまいました」。
ゴルフによく一緒に行くのは?
「お客様ともご一緒しますが、他店のNO・1の子たちと行くことも。ゴルフ場が華やかになるので、他のお客さんが興味深そうに見てくるんです(笑)。でもみんな負けず嫌いなので、プレーは真剣ですよ」。
そんな小川さんが個人で開催した「エンリケカップ」。
「ずっと夢だったんです。コースの予約、組み合わせ、賞品の手配など、全部自分で行いました。優勝賞品はハワイ旅行ですよ! 143人の参加者みんなに楽しんでもらいたく、寝る間も惜しんで準備しました。本当に大変だったけど、無事に成功したときの達成感は今でも忘れられません」。
ゴルフの話をしているときのキラキラした顔が印象的だった小川さん。第2回エンリケカップへの意欲も見せてくれました!
【シーン別】エンリケ流印象アップのコツは?
【スタート前】笑顔で挨拶は基本中の基本。自己紹介で印象づけて
私の場合、まず自己紹介は欠かせません。「こういう仕事してるんです」とか、「えりって呼んでください」などと言いつつ、「ご迷惑おかけするかもしれませんが、よろしくお願いします」と謙虚な姿勢も忘れずに。
【ティショット】安易に褒めない!本当にナイスショットかどうかを見極めてから!
ナイスショットは人によって違うので、自分で勝手に判断しません。その人が納得しているかどうか表情を見極めて、ナイスショットなら、自分のことのように喜びます。パーやバーディのときは、真っ先に「ナイスパー!」と言ってあげられるよう、相手の打数を把握しておくとポイントアップ♪
【カートの中】無駄なおしゃべりは不要。適度な会話とちょっとした気配りで十分
次のショットの作戦を考えているかもしれないので、いきなりしゃべり過ぎるのは危険。飴を差し出すなど、ちょっとした気遣いが好印象。当たり障りのない会話で済ませて、ランチタイムでじっくりお話ししてみては?
【ランチタイム】自分をアピールする絶好のチャンス!積極的なコミュニケーションを
ハーフを終えて、相手との距離も少しだけ近くなっているので、ここは当たり障りのない会話にとどまらず、素の自分をさらけ出して。18ホールを終えたあとだと、相手のテンションはスコア次第。ハーフが残っている限り、気持ちもリラックスしているから、ちょっぴり突っ込んだ話も許されるはず。「この子面白いな」と印象づければ午後のラウンドが楽しくなりますよ。
【帰り際】手短かに感想を伝えて次の約束につなげて
また一緒にゴルフをしたいと思った相手には、ストレートに「今日楽しかったので、ぜひ今度一緒にラウンドしましょう!」でOK。帰り際は相手も忙しいので、引き留めないのがマナー。連絡先を聞き出すなら、ランチタイムやラウンド中に。
撮影/福田文平 ヘア&メイク/山口理沙(+nine) レイアウト/ohmae-d