伝説の元キャバ嬢「エンリケ」に学ぶGOLFコミュニケーション術。3回目はシーン別の対処法です。ゴルフはメンタルに影響するスポーツだから、ちょっとしたことで、険悪な雰囲気になることも…。こんなとき、どうやって回避する? 教えて! エンリケ!
【CASE1】相手がミスショットを連発して明らかにテンションダウン…
→まずはそっとしておく。調子が戻ったら惜しみない賛辞を!
相手の調子が悪いときは、余計なことを言わず、そっとしておいてあげるのが一番。ただし、調子が戻ってきたら、「ナイスショット!」、「ナイスオン!」と、積極的に声を掛けてテンションを上げましょう。逆にそういう姿を見て、「自分はこうならないように気をつけよう」と思うようにしています。
【CASE2】自分のせいで進行が遅れて相手がイライラしだしたら…
→ビクビクせずに潔く謝りながら体育会系モードに!
こればかりは、自分が悪いんだと思って、とにかく一生懸命な姿を見せるのが得策。決して怖気づかずに、潔く「すみません!」と謝りながらひたすら走る(笑)。健気なところを見せれば、わかってくれますよ。
【CASE3】最近コースデビューした可愛い後輩女子。だけど、プレーは遅いし、マナーもなってない…
→教えてあげるのが相手のため。ハッキリ、そして優しく伝えて
言いにくいことかもしれないけど、教えてあげないと、この先彼女はもっと傷つくことになるかもしれません。「こういうときはこうするんだよ」と、相手の目をしっかり見て、ハッキリ、そして優しく伝えてあげて。
【CASE4】今日は何をやってもうまくいかず動揺とイライラが止まらない…
→ゆっくり深呼吸して、無理やりでも笑顔をつくる
イヤなことがあったときほど笑顔を心掛ける努力を普段からしています。プレー中はもちろんイライラすることもありますよ。そんなときは「今は笑顔になるときだよ」と心の中で唱えます。そしてゆっくり深呼吸して気分転換!
【CASE5】無口な人とカートで二人きり…
→無口な人でも好きなゴルフの話なら間が持ちます
「次のホールってこういうコースらしいですよ」、「ハンデキャップ1ですって!」などとコースマップを見て、情報を与えます。ラウンドに来ている以上、ゴルフのことなら誰に話しても大丈夫!
撮影/福田文平 ヘア&メイク/山口理沙(+nine)