【松森彩夏が先生!】トッププロのバンカー脱出レッスン

今、気になるトッププロたちにスコアアップのコツ教えてもらう「いきなりレッスン」。オフトレーニング中、松森彩夏プロは左手だけでバンカーショットの練習をしているよう。今回はバンカー嫌い女子にとっては、「バンカー克服のヒント」になるかもしれません!

まつもり・あやか/94年生まれ。東京都出身。13年プロ入り。16年富士通レディースで初優勝。20年はQT16位で前半戦の出場権を獲得

◆左手だけでバンカーショットを打つ!

復活を目指す松森彩夏プロは、ちょっと変わったバンカー練習に取り組んでいます。「右手でシャフトを持ち、インパクトでは右手を離して左手だけで打つんです。こうすると、上手くリリースできて砂を爆発させられるんです」。

上手くリリースできないと刃から刺さってしまいますが、コックを使ってバンスから当てることで、エクスプロージョンが可能に!上手くリリースできると砂を爆発させられる

松森プロが言うとおり、この練習はバンカーで脱出できない人に効果があるといいます。

「クラブを下に投げるようにリリースすれば、バンスを砂にぶつけられて爆発力も上がる。バンカーから球を飛ばせない人には有効です」(辻村明志コーチ)。

◆クラブを投げる感覚で振るのが正解!

「バンカーではクラブを下に投げるつもりでインパクトすべき」と辻村コーチ。手首を柔らかく使い、エネルギーを下へ使うイメージが正解です。

構成/真鍋雅彦 写真/福田文平 取材協力/フェニックスゴルフアカデミー
ALBA794号より転載