突如現れたプラチナ世代。その筆頭である安田祐香が今季プロデビューをはたしました。そんな安田プロは自称「ドリルマニア」なのだそう。今回はそんな安田プロを支えている「ドリル」を教えてもらいました。
◆ドリルをやって体へ覚え込ませる
私はスイングがおかしいと思ったら、何が足りないか常に考えてきました。そして「何をすれば改善できるんだろう?」って頭の中で色んな想像をしているんです。でも、実際にやってみないと体は覚えてくれません。だから、今まで教わってきたことや、自分なりに考えた方法で打ってみる。ドリルはスイングの調整に一番効果があるし、基礎を作れる。そろそろ本格ゴルフシーズンです。私の考えたドリルをぜひ、試してみてください。
◆アマチュア時代は敵なし!? 通算16勝!※ ここ数年の主な優勝歴
2019年 アジアパシフィック女子アマチュア選手権
2018年 全国高等学校 ゴルフマッチプレー選手権、トヨタジュニアゴルフワールドカップ、AUSTRALIA MASTER OF THE AMATEURS、全国高等学校ゴルフ選手権春季大会
2017年 日本女子アマチュアゴルフ選手権競技
※2011年〜 JGAのHPより
【安田ドリル①】ジャイロスイングでバランスを矯正してみて
坂田塾で習ったジャイロスイングは小さい頃から取り入れています。両足を揃えてから、足を逆ハの字にした状態で打つんですが、下半身が使えなくなるので、軸がブレるとバランスがすぐ崩れる。これでドローが打てるとベスト。もし、ボールが右に飛ぶときは体が開いているし、引っ掛けるときは手打ちになっていますよ。
◆軸を意識してバランスよく振る
【安田ドリル②】ショートスイングでドローを打ってみて
このドリルも坂田塾で習いました。インパクトに直結する3時、9時の振り幅を打つショートスイング。調子が悪くなったらこれで、ヘッドの動きがどうなっているのか確認しながら練習しています。特に意識してほしいのはフォロースルー。シャフトがしっかり立っていればフェースターンが自然にできてドロ−になりますよ。
◆シャフトが立つフォローを覚える
シャフトと腕の角度が3時 シャフトと腕の角度が9時
ALBA792号より転載 写真/福田文平 取材協力/六甲カントリー倶楽部