「人生に似ている」と言われるゴルフ。自分で決断して行動し、結果を受け入れて前へ進むところは、確かに人生とよく似ています。いいところだけでなく、悪いところも含めて自分自身と向き合うのは、しんどいこともありますが、とても重要なこと。ゴルフも人生も切り拓くために、目をそむけずにまずは自分を知りましょう。手相がそれをサポートしてくれます。
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運命線で考えるゴルフとの付き合い方
手首から中指に向かって縦に伸びているのが運命線です。斜めになっている場合もあります。仕事や勉強などその人の活動の量や人生の満足感などを表しています。 手相では現在、過去、未来が見られるのですが、それが運命線では特にわかりやすくなっています。手首に一番近いところが0歳。中指に一番近いところが100歳です。女性の中には途中線が薄くなっている部分がある人がいますが、これは家庭に入ったり子育てを優先している時期と重なります。そんな運命線からゴルフとの付き合い方を紐解けば、今後のゴルフライフに役立つことでしょう。
(1)濃くてまっすぐ中指に向かう運命線
~自分で運命を切り開くワンマン~
他人を頼らず、自分のスタイルを貫くワンマンタイプ。他人からの指示を受けるのが苦手です。ゴルフでも欠点を指摘されたり、教えてもらうことをなかなか受け入れられず、自分のスタイルを容易に変えない頑固な人です。その分、努力はしっかりします。客観的に自分を見てもらったり、素直に他人の言葉に耳を傾けたりすることは屈辱でもなんでもありません。そういう姿勢を持つことができれば、上達への近道となるのはまちがいないでしょう。
(2)月丘から立ち上がる運命線
~みんなにかわいがられ助けられて伸びる~
手首のすぐ上、小指側にあるふくらみ、月丘には、感性や人間関係などが表れます。ここから中指に向かって斜めに伸びるような運命線を持つ人は、みんなに好かれる人気運を持っています。人にかわいがられ、困っていると必ず助けてくれる人が現れます。ゴルフを始めればすぐに、クラブのお下がりをくれる人がいたり、レッスンをしてもらえたり・・・。性別を問わず人にモテるので、たくさんのお誘いが舞い込みますよ。ラッキーな運命をもっと生かすには、他人から助けてもらったことにしっかりと感謝すること。自分でも困った人を助けることを心がけると、さらに運気が上がります。
(3)運命線から上に分かれる線がたくさん出ている人
~開運体質。ツイている~
ピンチになっても何とか切り抜けられる人。極端な場合は九死に一生を得るようなギリギリのところで助かるツイている人です。ゴルフをすればOB確実の球が風が吹いたり、気に当たって助かる。ミスショットなのに何かにはねてグリーンに乗ったりすることも多いはずです。ラッキーなのはいいのですが、それを当たり前だと思ってはいけません。ツキにアグラをかくことなく、感謝の気持ちを持つことでさらに開運が訪れます。地道な努力も忘れないことです。
(4)薄い運命線
~謙虚な人。自分より他人のことを優先し、他人のペースに合わせることができる人~
協調性がある人。言い換えると自分の意見があまりなく、人の意見に振り回されやすい人です。ゴルフでも、誰かにアドバイスされる度にそれを信じ込んでしまい、混乱したり迷ったりしやすいので気を付けましょう。人の話は柔軟に聞きながらも、しっかりと取捨選択して自分に合ったものだけを選ぶ。こうすることで自分のスタイルを確立できれば、上達も早くなり、ゴルファーとしても落ち着くはずです。
教えてくれたのは、安藤雅子さん
手相家、ライフデザインカウンセラー。手相鑑定アンドエム主宰。統計学であり、人それぞれ違う「手相」の世界に魅力を感じて研鑚を積み、手相家として日々「人生の作戦会議」を行っている。
【メッセージ】
手相は百人百様。手のひらの中にそれぞれの宇宙があり、潜在意識が線となって表れています。潜在意識が変われば手相も変わってきます。右手と左手の手相も同じではありません。「宿命」を表す左手には、持って生まれたもの、背負っているものが写っています。自分の人生の役割が見える、と言い換えてもいいかもしれません。精神面の変化がよくわかるのも左手です。これに対して右手には「運命」が写っています。自分で選択して作り上げるものがわかるのです。やりたいことが何かを考えて学校を決める、希望の仕事が何かを考えて会社を決める、などは右手に表れます。現実面が出るわけです。「手相からは現在、過去、未来がわかる」と言われますが、右手と左手を見比べることで、それがわかる。それを踏まえて、この先にするべきことやそのタイミングなどを考えるのが、私が皆さんとしている鑑定という名の「人生の作戦会議」なのです。
取材/文 小川淳子