こんにちは匿名キャディの「かこみらい」です。キャディとしてお客様と接する中で起きたあんなことやこんなことを、個人的主感たっぷりにお伝えしていきます。さて今回はキャディを始めてから知った難しいゴルフ用語のご紹介第二弾としてお届けしてまいります。
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コンドル
「パー」はマイナスでもプラスでもないゼロのことを言いますよね。パーを境に打数が少なくなっていくと鳥の名前がついています。-1打で「バーディ」-2打で「イーグル」そして-3打で「アルバトロス」。
ここまでは耳にしたことはありますが-4打になると「コンドル」といいます。残念ながら、キャディとして業務していた時にコンドルという言葉を耳にしたことはありませんでした。
クワドラプル/クインテュープル
パーよりも1打増えると「ボギー」、2打なら「ダブルボギー」、3打は「トリプルボギー」。それ以上打ってしまったら「プラス4打です」などという方が多いと思います。プラス4打にもスコアの呼び方があるんです。
それは「クワドラプルボギー」。ちなみに、プラス5打は「クインテュープルボギー」といいます。
さすがにここまで覚えている人も少ないかもしれませんが、ちょっと頭の片隅に入れておくと一目置かれるかもしれませんね
ルースインペディメント
ある程度コースに出ている方なら、よく耳にする言葉かもしれません。コース上に落ちている落ち葉や枝、石、動物の死骸や糞、昆虫など「自然物」といわれるものです。ルースインペディメントがコース上にあるときは、ボールの動きに影響しなければ取り除くことができます。
ちなみに地面に生えている草や小枝、地面に埋まっているものは、ルースインペディメントではありません。
ちょっと言いにくい言葉ですが、結構使用されるゴルフ用語のひとつですので、ぜひパッと言えるようになりましょう。
コンパクション
コースに出る前、キャディマスター室の横あたりに本日のグリーンと書かれている看板を見かけることがありますよね。そこにはグリーンの速さに加え、コンパクションというグリーンの硬さが表示されています。
速さに関していえば、7.5以下なら遅いグリーン。9.5以上なら速いグリーン。プロのトーナメントでは12なんていうこともあります。コンパクションに関しては、10以下は柔らかく、14以上になるとピッチマークもつかない硬さになっているといえるでしょう。
雨が降ればグリーンも当然柔らかく、晴れた日が続けば硬くなります。コンパクションにこだわるだけの腕が欲しいものですね…。
奥が深いゴルフ用語。たくさんありますが、少しずつ覚えていくと楽しいものです。次のラウンドできっと役に立つのではないでしょうか。
◆【教えてくれたのは】匿名キャディ・かこみらいさん
某有名トーナメントコースの元キャディ。自分でプレーするのも大好きで、ゴルフギアには一家言あり。趣味は車で、Bライセンスを取得するガチっぷり。歴代アメ車を所有し、エンジンルームを眺めているだけで一日が終わってしまうほど。ゴルフ、クルマなどの知識を活かし、現在はライターとして活躍中。