歯科医という職業をもちながら、数々のアマチュア競技に出場し幾度も優勝を経験。所属しているゴルフ場では、男性と同じティから回ってクラチャンの座にも輝いたトップアマ・塩田美樹子さん。しかも美人とくれば、Reginaとしては注目せずにはいられないわけで……。
いざ出陣! 憧れの塩田さんに、ゴルフにまつわるあれこれを教えてもらいましょう!
Q 競技で戦うしなやかな身体、どんなウェアも着こなせる抜群のスタイル。一体、どんな食生活をしているの?
A 食べたい時に食べたいものを食べたいだけ。ただし、お腹がすくまで食べません!
私は、甘いものもお酒も大好き。カロリーを計算や糖質制限などはとくに気にせず、食べたいものを食べたいときに、食べたいだけ食べています。おいしいものを食べるときって、幸せですよね♪
ただ、普通とちょっと違うとすれば、「食べるとき=お腹が空いたとき」。つまり、一日三食、きちんと食べるのではなく、空腹を感じなければ食べないということ。
じつは実家にいるころは、一日三食、母が作ったものを出されるだけきちんと食べていました。その頃の体型は結構大きくて、密かに悩んでいたんです。
でも、ひとり暮らしをするようになってから、三食誰かが作ってくれるわけではないし、お腹が空いてなければ無理に食べなくてもいいかな、と。そのうち、徐々に体重が落ちてきて、いい感じの体型に。カラダの調子もいいので続けているうちに、この習慣が身についていました。私に合っているようなので、今でも続けています。
もうひとつ、たくさん食べても体型をキープするためのヒントがあるとしたら、ゴルフの時はできるだけカートに乗らずに歩くこと。同伴者のボールを積極的に探しに行くこと。
これは食生活とちょっと関係ないかもしれませんが、日ごろからなるべくカラダを動かすようにすることで、エネルギーを消費できるし、代謝もよくなるのかな、と思っています。
◆ゴルフのあとは焼肉! カラダがお肉を欲するのかな?
とくに好き嫌いのない私ですが、とくにゴルフのあとは焼肉、とくにカルビが食べたくなります! カラダがタンパク質とエネルギーを欲しているのでしょうか……。
ただし、ゴルフの時は一切、ランチを食べないんです。ハーフタイムで食事をすると、胃のあたりが重くなって必ずスコアが悪くなるんですよね。
とはいえ、エネルギー補給は必要なので、ランチの代わりに大好きなカフェオレと、あんみつなどのスイーツを食べて糖分を補給します。
よく、「ランチつき」ってお得な料金がありますが、それを断り、わざわざお金をプラスしてスイーツを注文するって、ちょっともったいないなって、いつも思うんですけどね(笑)。
教えてくれたのは、トップアマ・塩田美樹子さん
1982年生まれ、神奈川県出身。両親の影響で、10歳からゴルフを始め、競技に出場。全日本歯科学生総合体育大会4度優勝。2013年、2017年日本女子ミッドアマ2度優勝。2017年日刊アマ全日本大会(ミッドの部)、神奈川県女子ミッドアマ、日本女子ミッドアマ優勝。2018年神奈川県女子ミッドアマ、日刊アマ関東大会優勝。ベストスコアは66。所属している葉山国際カンツリー倶楽部では、男性と同じティから回ってクラブチャンピオンに。2013年に「日本女子ミッドアマ」に優勝した翌年は、なんと「日本女子オープン」にも出場。2020年開催の「内閣総理大臣杯第51回日本社会人ゴルフ選手権関東予選」では、唯一の女性出場者として注目を浴びた。
撮影/竹井美砂子 取材・文/たかはしよし子