【吉田優利プロが女性ゴルファーに教えてくれる】下半身リードで10ヤードアップ!【クラブをインサイドに下ろそう】

プラチナ世代の吉田優利プロは徹底した低重心を意識して、飛距離を10ヤードアップさせたといいます。今回は吉田プロを指導した辻村プロの解説をチェックしていきましょう!

【吉田優利プロが女性ゴルファーに教えてくれる】下半身リードで10ヤードアップ!【一石三鳥の捻転ドリル】

◆「アベレージゴルファーは下半身リードしないからアウトサイドから下りる」(辻村コーチ)

 下半身リードのスイングは、クラブをインサイドから下ろす一番の近道です。クラブをインサイドから下ろす最大のメリットは、ボールにパワーを伝えられることです。アベレージゴルファーは、下半身の動きをおろそかにしているため、下半身リードのダウンスイングができません。その結果、上体に頼り、アウトサイドからクラブを下ろしてきます。

 下半身リードといいましたが、腹筋リードのスイングでも構いません。トップまでクラブを上げたら、腹筋でグッとリードして、お尻の筋肉でブレーキをかけます。そこから腰が入ってきて、あとは肩をレベルに回すだけです。最初はドライバーではなく、9番アイアンを使って練習してみましょう。

飛ばしたければインサイドから下ろすようにしなければいけません

アベレージゴルファーはアウトサイドから下ろすので飛ばないのです

◆教えてくれたのは…

辻村明志 つじむら・はるゆき/1975年9月27日生まれ、福岡県出身。ツアープロコーチとして、上田桃子、小祝さくら、永井花奈、松森彩夏、山村彩恵らを指導する。原則としてアマチュアは教えないが、吉田優利の世界を目指す夢に共感し、高2からスイングを見ている。

週刊パーゴルフ 2020VOL.23掲載  取材/構成/文・山西英希 撮影・村上航  取材協力・浜野ゴルフクラブ(千葉県)