ゴルフ大好き! というピラティスインストラクターの菅野朋子さんに、「ゴルフで役立つ効くピラティス」を教えてもらいます。3回目は背中と体幹を鍛える2つのストレッチを教えてもらいました!
【ゴルフピラティス】しなやかな体をつくって飛距離アップ!【肩甲骨まわりの柔軟性アップ】
◆「骨盤矯正&体幹強化に【お尻歩き】がおすすめです」(菅野朋子)
お尻を地面につけたままあるく「お尻歩き」、みなさんは聞いたことはありますか? 片方のお尻を持ち上げて、ウエストをひねりつつ、背中が丸くならないように背筋を伸ばしながら、体を前に出すのを交互に繰り返す動きです。背骨がたくさん動き、骨盤のゆがみを正しつつ、体幹が鍛えられるんです。
お尻歩きと同じように、背中の筋肉などを鍛えられるが「猫のポーズ」。肩甲骨、背骨、股関節が連動するゴルフにはぴったりです。
2つとも、シンプルで自宅でも行いやすいストレッチですが、背中〜腹筋〜太ももと広範囲の筋肉を使うので見た目以上にしんどいはず。ポイントは骨盤を意識すること。2つのストレッチで体の中心にしっかりと軸をつくり、飛距離アップをめざしましょう。
◆お尻歩きのやり方【1】床に座り、ひねりながらお尻を持ち上げる
床に座る。呼吸のときと同様、骨のでっぱりを意識して。あればヨガマットのうえでもOK! 背筋をしっかり伸ばして。
【2】交互に持ち上げながらお尻で歩く
体をひねりながらお尻を持ち上げて前に進む。つま先はまっすぐ上に向ける
【3】後ろ方向へ進む
1mほど前に進んだら、後ろ向きに腕を振って、後ろ歩きをしてスタートの位置まで戻る
◆しなやかな体をつくる猫のポーズ【1】腕を肩幅程度に開き、四つん這いになる
ヨガマットを敷く。腕と足を肩幅程度に開き、四つん這いになる
【2】あごを上にあげて体を思い切り反らせる
【3】息を吐きながら背中を丸め、おへそを見る
息を吐きながら背中を丸め、おへそをのぞきこみます。背骨と股関節と連動して大きく滑らかに動くようになると、飛距離アップ!
◆教えてくれたのは、菅野朋子さん
ピラティス/ゴルフピラティスインストラクター。
仕事ではじめたゴルフのおもしろさに目覚め、ゴルフに携わる仕事がしたいと、ゴルフピラティスを習い、インストラクターに。ケガの予防はもちろん、スコアアップにも定評がある。自身のゴルフ歴15年。ベストスコア71。
モデル・金子恵美。ゴルフ歴20年、ベストスコア98。「久しぶりにしっかり呼吸・運動したので、気分もすっきり。家でも取り入れたいと思います」
◆撮影協力…自由が丘ピラティススタジオ
本格的な器具が揃うピラティススタジオで、最大6人までのグループレッスンのほかプライベートレッスンなどを行っています。ヨガスタジオ、ゴルフスタジオと隣接しているので、エステと組み合わせてオリジナルプランで心身を整えて。東京都目黒区自由が丘2-17-6 The Front B1/TEL 03-6421-2818
<<Instagram>>jiyugaokapilatesstudio/
撮影/竹井美砂子 取材・文/嘉屋恭子 取材協力/自由が丘ヨガスタジオハートワン、ワンスターゴルフスタジオ