【河本結アプローチレッスン】コロがし、ピッチ&ラン、ピッチショット【弾道を打ち分ける球位置】

「アプローチの弾道は、アドレスの取り方で決まります」と話す河本プロ。ただ河本の場合は、構え方が他のゴルファーと若干異なるとか。詳しく教えてもらいましょう!

手打ちを防ぐコツ→【河本結アプローチレッスン】絶対ザックリしないアドレスの作り方【手打ちを防ぐ工夫】

【クイズ】私の球位置はちょっと特殊。どこが違うかわかりますか?

◆球中心に円を描くと距離が変わらない

基本のピッチ&ランは、スタンスラインをやや左に向け、球位置はスタンス中央でストレート軌道に振ります。コロがしの場合、ピッチ&ランを基本にして球を中心に時計回りに動き、球位置を右にして構えます。そうすると、イン・アウトに振りやすくなり、ドロー回転で足を使って寄せられるのです。一方、カット軌道に打ちたいピッチショットは、反時計回りに動き、球を左に置きます。そうすれば球が上がります。

ボールを中心に円を描くように動くとボールと自分の距離が変わらないので、インパクトで詰まるなどのミスがなくなるのです。

球を中心にヘッド軌道は円を描く。真ん中より円状の右側に球を置くとイン・アウト軌道に、円の左側に球を置くとカット軌道になる

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YouTube「河本結ちゃんねる」も大好評の河本プロ。レッスンやトレーニングなどゴルフに関すること、アメリカでの日常生活や、“英語で優勝スピーチをする”という夢をかなえるための英会話レッスンの様子を中心に配信中です。ぜひチェックしてくださいね!

◆河本結プロ プロフィール

河本結プロ 1998年8月29日生まれ。愛媛県出身。163cm。2018年7月にプロテスト合格(90期生)。2019年「アクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKI」優勝。19年度賞金ランキング6位。2020年からは米ツアーに参戦。スポーツ歴/サッカー、空手、陸上。趣味/映画鑑賞、カラオケ。好きな色/ピンク。好きなスポーツ選手/イチロー、タイガー・ウッズ、トミー・フリートウッド。日本体育大学在学中。リコー所属。(写真/Getty Images)

ALBA 804号より 構成/真鍋雅彦 写真/相田克己  取材協力/キングフィールズゴルフクラブ