コロナの感染リスクを低減しつつゴルフを楽しむために私たちができること【意識したい6つのルール】

コロナ禍のなかでもゴルフを楽しむために医師の意見ゴルフコース練習場の取り組みを紹介しましたが、私たちはどのようなことに気をつければよいのでしょうか。6つのルールをご紹介しましょう。

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コロナ禍の安全対策・練習場ではどんなことに取り組んでるの?【練習場の現場に聞いた】

コロナ禍の安全対策・ゴルフ場ではどんなことに取り組んでるの?【ゴルフコースの現場に聞く】

【1】常に日傘を差してソーシャルディスタンスを確保

常に日傘を差すことでソーシャルディスタンスとされる2mを自然に保つことができます。東海地方の小学校でも実践されていますが、さらに大きいゴルフ用傘ならより安心。広いゴルフ場で、傘同士が少し離れることを意識するだけで、感染リスクは激減します。

【2】アルコール消毒剤はプレー中も持ち歩く

キャディ付きならクラブの受け渡し、セルフでも、バンカーレーキやピンフラッグ、カートの手すりなど、共有物に触れたら、すぐに消毒することが大事。念のため自分で消毒剤や除菌シートを持っていれば、より安心。消毒前に口や鼻に手で触ることは避けて。

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【3】大人数でのパーティ、宴会はやめましょう

プレーそのものによる感染リスクは少なくても、その後に大人数でパーティや宴会をしてしまうとリスクはハネ上がります。企業がらみのコンペなどが激減しているのもそのため。純粋にゴルフを楽しむことが新ゴルフライフのトレンドだと考えるのがスマートです。

【4】同伴競技者の考えを理解、尊重して

久我さんのお話にも出てきたように、新型コロナウイルスと共存していく状況で、考え方は人それぞれ。職業や立場によっても行動が違ってきます。できれば、意識の近い人と一緒にプレーしましょう。少なくとも、相手の考えを理解し、尊重して。

【5】車は一台につき2名まで。相乗りは控えて

開放的なコースは密じゃなくても、往復の車中は密になりがち。換気に気を付けるのはもちろんですが、高速では窓を開けにくい。家族以外との同乗はできるだけ避けるのが◎。できないなら車内でもマスクを着用したり、会話は控えめにしてリスクを減らして。

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【6】少しでも体調に異変を感じたら迷わずキャンセル!

「ゴルフに行けば元気になれる」。その気持ちはわかるけど、今はNG。熱が高い、咳が出る、など少しでも体調が悪いときには迷わずキャンセルしましょう。本来、直前キャンセルはコースにも仲間にも迷惑がかかりますが、感染の可能性がある体調不良は、ムリするほうが迷惑と心得て。

取材&文/小川淳子(清流舎) Regina 秋冬号掲載