歯科医という職業をもちながら、数々のアマチュア競技に出場し幾度も優勝を経験。所属しているゴルフ場では、男性と同じティから回ってクラチャンの座にも輝いたトップアマ・塩田美樹子さん。しかも美人とくれば、Reginaとしては注目せずにはいられないわけで……。
いざ出陣! 憧れの塩田さんに、ゴルフにまつわるあれこれを教えてもらいましょう!
Q もっとうまくなりたい! いずれは競技にも出てみたいと考えた時、やはりインストラクターなど、プロに習うべきでしょうか?
A 結論から言うと、習った方がいいと思います。
じつは私、スイングは完全な自己流。今までもコーチのような人はいなかったし、今もいない。だからこそ、思うんです。
その理由は、調子が悪い時やスイングに迷った時、客観的に、今までとどこが違うかを客観的に見てくれる人が必要だと思うから。私の場合は、ジュニア時代は父がその存在でしたがプロではないし、いまは完全に一人。自分で解決するしかありません。
たとえば、アドレスでハンドダウンになりやすい、テークバックでインサイドに入りやすい、リズムが速くなりやすいetc……。動画を撮って、自分が悪くなる時のポイントをチェックするようにしています。
ただし、長年そうしてきたから慣れてしまっているだけで、ひとりでやるには限界があるし、遠回りです。もっと上達したい人はもちろん、いまから始める人も、上達速度が格段に速くなると思いますので、ぜひプロに習うことをお勧めします。
できれば、自分のスイングを分かってくれて、ダメな時との違いを気づいてもらえるよう、信頼できて相性のいい、長くつき合えるコーチを探してくださいね。
教えてくれたのは、トップアマ・塩田美樹子さん
1982年生まれ、神奈川県出身。両親の影響で、10歳からゴルフを始め、競技に出場。全日本歯科学生総合体育大会4度優勝。2013年、2017年日本女子ミッドアマ2度優勝。2017年日刊アマ全日本大会(ミッドの部)、神奈川県女子ミッドアマ、日本女子ミッドアマ優勝。2018年神奈川県女子ミッドアマ、日刊アマ関東大会優勝。ベストスコアは66。所属している葉山国際カンツリー倶楽部では、男性と同じティから回ってクラブチャンピオンに。2013年に「日本女子ミッドアマ」に優勝した翌年は、なんと「日本女子オープン」にも出場。2020年開催の「内閣総理大臣杯第51回日本社会人ゴルフ選手権関東予選」では、唯一の女性出場者として注目を浴びた。
撮影/竹井美砂子 取材・文/たかはしよし子