女子プロがなぜスコアをまとめられるのかといえば、グリーン周りからのアプローチで確実にパーセーブしているからです!
そこで、花道、ラフ、バンカー越え、左足下がりといった状況でどう打てばいいのか、女子プロに聞いてみました。どうやら状況に応じた打ち方に徹することがアプローチを成功させる秘訣のようです!
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◆上体の前傾姿勢を崩さずにキープ
アドレスはバンカーショットの構えに似ています。サンドウェッジのフェースを1時ぐらいまで開いたら、ボール1個分ほど左足を後ろに引いたオープンスタンスに構え、左足カカトの延長線上にボールをセットします。
アドレスでは傾斜に逆らわずに、肩、腰のラインが傾斜と平行になるように構える
テークバックでは手首のコックを使わずに、体を使いながら、傾斜に沿ってヘッドを上げていきます。
テークバックでは傾斜に沿ってヘッドを上げ、インパクト以降は傾斜に沿ってヘッドを振り抜く
手元が腰よりも高く上がったところから徐々にコックを使い始め、ダウンスイングでは上からヘッドを下ろします。インパクト後は傾斜に沿ってソールを芝の上で滑らせながらヘッドを振り抜き、そのまま上体を回転させましょう。
注意点は上体が起き上がらないように、前傾姿勢をアドレスからフォローまでキープしておくこと。そのためには、頭とボールの距離が変わらないように気をつけましょう。
◆教えてくれたのは…
香妻琴乃プロ こうづま・ことの/92年生まれ、鹿児島県出身。18年のマンシングウェアレディース東海クラシックでツアー初優勝
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