男性からの無用な誤解を避けるなら、ラウンドには、避けたほうが無難なファッションもあります。こちらには「そのつもり」がなくても、男性から「誘っている」「異性関係に緩そう」などと誤解されれば、なにかと面倒な話にも発展しがちですよね。
ゴルフウエアは、日常生活では着られないような色やデザインのものも多く、普段は着ることがないテイストのファッションに身を包めるのも魅力。ですが、服装のせいで本来の自分とは異なるイメージを抱かれるリスクも伴います。
メンタル心理カウンセラーの並木まきが、男性からの無用な誤解を受けやすいゴルフコーデの特徴をお話します。
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1:やたら短いボトムス×靴下オンリーコーデ
ゴルフウエアのボトムスには、街中で着るとしたら、ためらってしまうような短い丈のものも多いですよね。一方、ミニスカートやショートパンツは、動きやすいメリットもあるので、アクティブに動きたい日のラウンドに好んで着用している女性も少なくないでしょう。
しかし、丈が極端に短いボトムスは、しゃがんだり走ったりといったちょっとした動作でも、下半身があらわになりやすいのも事実。タイツなど、きちんと対策をしていればさほど気にならない人が多いものの、春先からは暑さ対策で、“靴下オンリー”のコーデに身を包む女性も少なくありません。
そして、そんな“やたら短いボトムス×靴下オンリー”のコーディネートこそ、男性目線からは「俺を誘ってる?」「意外と緩そう」などの誤解のタネになりがち。ガードの緩い女性だと誤解されたくないシーンほど、避けたほうが確実です。
2:バストラインが強調されるストレッチ系トップス
ゴルフで着用するトップスには、動きやすさと見た目の美しさを重視してストレッチが効いているものも多いですよね。そんなトップスは、シャキッとして見えるので好んで着用している女性も多いのではないでしょうか。
ところが、一部の男性目線では、バストラインが必要以上に強調されるデザインのせいで、想定外の女性らしさを感じてしまい、こちらの意図とは関係なく勝手に「異性へのガードが緩そうな女性」「ぐいぐい誘えば、なんとかなりそうなタイプ」などの感想を抱くきっかけにもなりえるのです。
きちんとした印象を与えたいラウンドの日には、あまりピタッとしすぎるトップスは避けたほうが安心でしょう。
3:丈が短く“おへそ”やウエストが見えそうなトップス
最近ではタックインしないでも着られるトップスがゴルフウエアとして一般的になりつつあります。しかしゴルフはスポーツなので、自分でも予期していなかった動きとともに、トップスがめくれ上がってしまい、“おへそ”やウエストなどのパーツがあらわになってしまう場面も皆無ではありません。仮に、誰かに見られても問題のないインナーを着ていたとしても、男性目線だと「インナー=下着と同じ」などの固定観念をもっている人もいるため、インナーがチラ見えするだけでも、異性関係にだらしない印象に繋がったり、緩そうなイメージを抱かれたりといったリスクが潜みます。
こちらも、しっかりとした印象を与えたい日のラウンドでは、積極的には選ばないほうが確実です。
着ているウエアによって、その人が醸す印象も大きく変わります。こちらには“その気”がないのに、男性から勝手に狙われる対象になるのは、あとあとに面倒なトラブルすら招きかねません。
ゴルフは紳士・淑女のスポーツではありますが、最近では以前よりもカジュアルに楽しむシーンも増えていて、ウエアのマナーもTPOによって緩やかなものが認められやすい傾向です。だからこそ、その日に着ていたウエアの印象のせいで同伴者から不名誉なイメージを抱かれないよう、気をつけておくに越したことはないでしょう。
並木まき/元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。ゴルフ歴15年のエンジョイゴルファー。
(※筆者注 画像は筆者の私物です。文中の効果は筆者の個人的な感想です。)