2サムラウンドは、サクサクとプレーが進むうえに、同伴者との距離も縮めやすいので、恋愛関係に限らず、親密な間柄になりたい相手とは積極的に活用したい女性ゴルファーも多いですよね。
しかし一方で、2サムラウンドをしたせいで、無用なトラブルに発展してしまったという話も、しばしば聞こえてきます。
相手の性格次第では、2サムではなくグループでのラウンドにとどめておいたほうが、後日のトラブルを招かずに済むのも確か。そこで今回は、メンタル心理カウンセラーの並木まきが、2サムラウンドを避けたほうがいい男性の特徴をお話します。
1:思い込みが激しい
なにかというと思い込みの激しいタイプの男性には、客観的に物事を見るのが苦手で、無意識であっても、自分の都合のいいように解釈をしてしまうクセがある人も少なくありません。特に、恋愛に対してその傾向が強く出てしまうタイプは、ただ2サムゴルフに誘われたというだけで「俺に気があるんだろうな」「本当は好きなのに、言えないんだな」などと、ゴルフに誘ってきた女性が、自分に対して恋愛感情があると思い込んでしまうきっかけにも……。
相手の恋愛事情を知らない段階で「仕事の話では多少の思い込みがあるけれど、恋愛となればきっと大丈夫だろう」などと、過信は禁物。日頃の言動で、何かと思い込みが強い傾向が見られるならば、2サムゴルフは避けておくほうが無難でしょう。
2:婚活を積極的に公言している
「自分は婚活中だ」「そろそろ結婚したい」などと積極的に公言している男性との2サムゴルフも、できるならば避けたほうが安心です。婚活に真剣な男性ほど、異性とふたりきりになるシーンは、すべて「婚活の場」として臨んでいる可能性も高く、女性側にその気がまったくないのであれば、いくらスポーツの場で屋外だけで会うとは言っても、ふたりきりのシチュエーションになるのは避けたほうが安心です。
最初はお互いが「単なる友人」としてラウンドに臨んでいたとしても、何かの拍子に男性が一方的に婚活対象として意識してしまう展開もありえます。「この男性とは、絶対に恋愛関係になることはない!」と断言できる間柄であったとしても、やっぱり2サムは避けておくに越したことはありません。
3:特定のパートナーがいる
恋人がいる、または既婚者である男性とは、どんな理由があるにせよ2サムプレーは避けるのが確実です。
本人たちは「単なるゴルフ仲間」「ただの友人関係」と思っていても、異性とふたりきりでラウンドをしたと知れば、その男性のパートナーが面白く思わないだけでなく「既婚男性とふたりきりでデートする女性」「恋人がいる男性を略奪する女性」など、一緒にラウンドした女性側に、周囲から不名誉なレッテルを貼られることもありえます。
また実際、最初は恋愛感情を覚えなかった相手でも、およそ丸1日をともにしたことによって、過ちが起きる可能性も高まるため、略奪関係や不倫関係へと発展する例も決して珍しくありません。
異性トラブルを回避するためには、「私たちのあいだなら、絶対に間違いは起きないはず」と思える相手であっても、やっぱりふたりきりで会うのは避けるべきでしょう。
ゴルフは紳士・淑女のスポーツと呼ばれることもあって、恋愛関係のゴタゴタとは無縁であってほしいと願う女性は少なくないですよね。しかし、男女が長時間をふたりきりで過ごすとなれば、なにかの拍子に、これまでの関係性が狂ってしまうケースも決して珍しくありません。
無用なトラブルを未然に防ぐことを優先するのであれば、今回ご紹介したような男性との2サムラウンドは、避けるに越したことはないでしょう。
並木まき/元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。ゴルフ歴15年のエンジョイゴルファー。