クラブは中古ショップで揃えた、という人は少なくないでしょう。でも、中古のゴルフエアとなると、フリマアプリやネットショップしか……と思ったら、多彩なゴルフウエアを取り扱うリサイクルショップがありました。リアル店舗です。もちろん、試着できます！
これから６回にわけて、その２つを紹介していきます。今回は、「トレファクスポーツ」に突入。それはもう、驚きと興奮の連続でした。
リサイクルショップのイメージを覆す明るい店内に、気分も買い物欲もアガる！
トレジャーファクトリーは、大型家具・家電から洋服・雑貨・高級品・ブランド品までさまざまな商品を取り扱うリサイクルショップ。現在、国内と海外で10業態・200店舗以上を展開し、買取点数・販売点数は800万点以上にも上ります（2021年2月期末時点）。
業態は、総合リユースショップの「トレジャーファクトリー」ほかユーズドアパレルショップの「トレファクスタイル」、ユーズドブランドセレクトショップの「BRAND COLLECT」などがありますが、ゴルフ女子がぜひ足を運ぶべきはスポーツ・アウトドア専門の「トレファクスポーツ」。今回は千葉県北西部・柏市にあるお店に、レジーナ読者モデルの石関いづみさんと私（ライター）とでお邪魔してきました。
中古屋さんというと、商品がギッチギチに詰まっていてちょっと埃っぽく、気になる物があったら山のような商品群から引っ張り出すというのが一般的なイメージですが（古い？）、ここは明るくて広く、商品が整然と並べられています。
取り扱い商品はゴルフのほか、アウトドア、キャンプ、スキー・スノーボード 、サッカー 、テニス、野球など多岐にわたります。
私たちはお目当てのゴルフ用品売り場に着くや否や、思わず「お～」という雄叫びを静かにあげてしまいました。クラブはもちろん、さまざまなキャディバッグや小物類があり、ウエアはブランド別・アイテム別に分けられてきちんとラックに並んでいます。
特にレディースウエアは本当に多彩で、「パーリーゲイツ」「マスターバニーエディション」「le coq sportif」といった人気ブランドのPOPが買い物欲をビンビン刺激。ゴルフウエアに関しては、今までリサイクルショップと縁がなかったという石関さんも、「こんなに充実しているなんて、驚きです！」とひと言。いや～アガる。
「ゴルフ専門の中古ショップだとクラブが中心で、ウエアを取り扱っているところは限られてしまいますからね」
興奮で鼻息が荒くなっている私たちに声をかけてくれたのは、トレファクスポーツ柏店のストアマネージャー・新井知磨さん。
石関「そうなんです！ 中古のゴルフウエアというとメルカリなどネット売買のイメージが強かったのですが、ここは実際に手に取れるのがいいですね。やはり、着てみないと分かりませんから」
新井店長「商品を目で見て状態を確認し、試着してから購入できる。これが実店舗のメリットです」
コロナの影響もあってゴルフを始める人が増えている昨今、ゴルフ初心者の来店も増えているといいます。年齢層はさまざま。新品のゴルフウエアには手が出なくても、ここならリーズナブルに揃えられます。
新井店長「いろいろなブランドのウエアを試してみたくても、普通のショップだとそれは容易ではありませんよね。アウトレットでも同じです。でも、当店は幅広いブランドのウエアを取り扱っているので、一度に何種類ものブランドのウエアを試着して、ご購入いただけます」
店舗の商品構成は、宅配買取で買い取ったアイテムも販売していますが、基本的には店頭買取の店頭販売。買い取ったものはそのお店で販売しているそうです。ということは、ゴルフ場の多い千葉県の店舗は、ゴルフウエアや用品の品揃えもいいのでは……？
新井店長「千葉県にはトレファクスポーツ柏店と幕張店がありますが、ゴルフウエアは買取も販売も需要が高いです。ゴルファーのお客様の数も、他県に比べると多い傾向にあります」
ゴルファーが多くてゴルフ需要が高いエリアは、商品の出入りも活発。つまり、お宝に出合える確率も上がるというわけです。もう千葉県のゴルフ場に行った帰りは、トレファクスポーツに寄るしかありません。専用駐車場は37台分と広いので、キャディバッグなどの大物も楽に持ち運べます。
私たちはそんな実店舗のメリットを享受すべく、ハンターの目になってお宝の山を物色し始めました。どんなアイテムを発掘したのかは次回ご紹介しますが、「憧れブランドのウエアでトータルコーディネートしたい」という野望が4000～１万3000円前後で叶ってしまったことは、あらかじめお伝えしておきます。
トレファクスポーツ柏店
ADDRESS／千葉県柏市柏310-1
営業時間／平日11:00～20:00、土日祝10:00～20:00
買取受付／平日11:00～19:00、土日祝10:00～19:00
休業日／2月、8月以外の毎月第2木曜日は定休日
取材・文／相田英子 撮影／山代厚男
