ユーズド・ゴルフウエアを扱うリユースショップに突入する本企画。今回は売ってみた編として、家で眠っていたアイテムをBOOKOFF SUPER BAZAAR 409号川崎港町店で買取をしてもらいました。上手に活用すれば、得すること間違いナシです。
◆「もう着ないかも」と思った物は家で熟成させず、“新鮮”なうちに売るのがポイント!
松井さんが売りに持ち込んだのはスカートやトップス、サンバイザーなど6点。箱入りの新品シューズや未着用のタグ付きトップスもあって、査定額への期待は自ずと高まります。
一体どんな額になるのだろうとワクワク・モジモジしている私たちに、東京支社スポーツ・アウトドア用品エリアマネージャーの梅澤健太さんがその結果を教えてくれました。
梅澤さん「今日はいい物をお持ちいただき、ありがとうございます! ちょっと汚れがある物もありましたが、頑張らせていただきました」
人気ブランドのスカートは、軽い汚れあったものの500円、目立ったシミなどないきれいな状態のボトムスは1500円になりました。
松井さん「え~~~! うれしいです」
未使用のトップスやシューズはやはり、納得の査定額になりました。週末にゴルフに行けるお値段です。
佐藤純也さん(ブックオフコーポレーション リユース商品部スポーツ・アウトドアグループ長)「査定額は大きく分けてブランド、年式、状態の3つをかけ合わせた状態でお出しします」
梅澤さん「定価が分かるものは、それで査定額を算出します。なので、定価が分かるタグがあるとありがたいですね。タグが付いていると、買いに来られたお客様の目も引きますから」
確かに、そのブランドのタグがついていると、「オッ!」と思いますよね。
梅澤さん「ですので、ウエアのタグはすぐに切って捨ててしまうより、しばらく残しておいたほうがいいですよ」
箱に入って売られている物などはよく、「箱も一緒だと高く売れる」といわれますが、ウエアの場合はタグなんですね。特にアウターやブランド物などは、着なくなった日のことを考えてタグを取っておくといいかもしれません。購入したウエアのタグは、今まで何の迷いもなく破り捨てていましたから。
佐藤さん「タグのほかに高く売るポイントとしては、リユースに回すサイクルを早くすること。早めに売る。中にはビンテージになる物もありますが、そんなに多くはありません。車の中古じゃないですけど、年式が落ちてキロ数がかさむと査定額が落ちます。なので、早めに決断されるのがコツです」
「どんな人がなぜこれを買ったのか、なぜ売ったのか?」と想像するのもちょっと面白い。
梅澤さん「当社買取基準のほか、他の中古相場、オークションサイトなどを見て参考値を出します」
BOOKOFF SUPER BAZAARで取り扱いのないゴルフ用品物はなく、壊れているとか折れているとか余程の物でない限り、買い取ってくれます。
とりあえず持っていってみると、うれしいサプライズ価格がつくかもしれません。
梅澤さん「土日はお客様の数が多いので多少お待たせしてしまうかもしれませんが、しっかり丁寧に査定しますので、ぜひご不要になったモノをお売りに来てください」
松井さん「家に要らない物がいっぱいあるんですよ~。もっと持ってくればよかったです」
小湊貴治さん(ブックオフグループホールディングス広報担当マネージャー)「今まで不要なモノをお売りいただいたことが無い人も多いと思いますが、実は当社をご利用いただくだけで社会貢献、地球環境保全につながっていきます。SDGsとか環境保全というと堅苦しくて窮屈な感じがありますが、普通にリユースするだけでそれに貢献できるんです」
佐藤さん「年式が落ちて日本では販売につながらない商品の場合、弊社は海外にも店舗がありますので、そこで売ります。特に、ゴルフ用品は爆発的に売れるので、廃棄は実質ゼロのような状態です」
小湊さん「マレーシアの店舗に送っているのですがよく売れています。日本製をお求めになるというより、日本で使われていたモノであれば良い商品である、という認識を持たれているようですね」
そう聞くと何ともこそばゆい感じがしますが、自分が手放した物を誰かが再び使ったり着たりしてくれるのであれば、やっぱりうれしいですよね。捨てるより、断然気持ちがいい。物を大切に使う心も新たに芽生えます。
小湊さん「BOOKOFFの公式アプリをスマホにインストールして、お気に入りの店舗登録をするとお得な情報が配信されます。ぜひご利用ください」
アプリも上手に使いながら、ドンドン活用していきましょ~!
BOOKOFF SUPER BAZAAR 409号川崎港町店
ADDRESS/神奈川県川崎市川崎区港町12-1
営業時間/10:00~21:00 ※買取受付・精算は20:00まで
駐車場/388台 ※2時間まで無料
取材・文/相田英子 撮影/山代厚男