サンバイザー、キャップ、ニット帽…をかぶるとき、悩ましいのが前髪の存在。そのままかぶるとペシャンコに、上に上げるとあとでクセがスゴイ!!! ここでは、前髪アリ・ナシ別に崩れ知らずのアレンジをご提案。即、前髪復活法もご紹介します!
【ニット帽&前髪アリ】二八分け”して留めたピンがキュート♡
冬場大活躍のニット帽。お昼に脱ぐとペシャンコになりがちな前髪も「帽子を浅めにかぶり、前髪を横分けしてピンで留めておくと崩れて見えません!」
◆HOW TO 前髪アリ派 (1)まずは前髪を二八分けにしておく
髪の分け目をかなりサイド(たとえば2:8)にしておきます。「ヘアオイルなどをつけておくと分けやすいです。大胆に横分けしましょう」
(2)ピンで留めて前髪を緩める
横分けした前髪をカラーピンで留めます。このとき留める位置は、こめかみの上あたり。さらに、ピンを押さえながら前髪を引っ張って緩めて。
(3)帽子を浅めにかぶれば完成!
ニット帽は、深くかぶらずに前髪とピンを見せます。「サイドの髪が顔周りにあることで、温かさは確保。前髪でリラックス感を表現しましょう」
【ニット帽&前髪ナシ】実はハーフアップなので脱いでも崩れない♪
高めの位置でハーフアップにして、サイドの髪を引き出したスタイル。元気があって可愛いだけでなく、ランチタイムに帽子を脱いでも乱れたように見えないのも魅力。「サイドの髪を散らしてルーズ感を出すのがコツです!」
◆HOW TO 前髪ナシ派 (1)高めの位置でハーフアップに
前髪も一緒に高めのハーフアップにします。「耳より前の髪を残しながらハーフアップに。結び目をお団子風にしておくと、脱いだときにも可愛い」
(2)サイドの髪を散らす
ニット帽をかぶったまま、残しておいた耳前の髪をワックスなどつけながら軽やかに仕上げます。「顔周りに抜け感が出て、元気な印象に」
◆提案してくれたのは…ヘア&メイクアップアーティスト 山口理沙さん
ゴルフをこよなく愛する、Reginaの頼れるアネゴ的存在。今回は冬のゴルフを想定しながら、帽子にベストマッチ&脱いでもお直し不要のおしゃれアレンジを指南してくれました。
Regina2021秋冬号より転載 撮影/天日恵美子(モデル)、藤本康介(静物) ヘア&メイク/山口理沙(+nine) スタイリスト/高橋裕美 エディター/小内衣子(PRIMADONNA)