ゴルフをする男性には、経済的にも時間的にも余裕のある人が多いイメージもありますよね。その多くは「紳士」で、純粋にゴルフを楽しみたい気持ちからゴルフ仲間とともに健康的な時間をエンジョイしていますが、なかには自分よりも年下の女性との「パパ活」をする目的で、パパ活の相手になってくれそうな女性を物色しようとしている人も……。
健全にゴルフを楽しみたい女性ゴルファーにとって、パパ活目当ての男性にロックオンされるのは、ちょっとした迷惑ですよね。
そこでメンタル心理カウンセラーの並木まきが、パパ活をしたいと思っている男性ゴルファーにありがちな特徴を解説します。こんな男性には、くれぐれもご用心を!
【1】経済的な自慢が激しい
ラウンドの合間の雑談で、やたらに経済的な自慢が激しい男性には要注意です。「どこそこのゴルフ場の会員権を買った」などのゴルフに関係する話ならまだしも、ゴルフとはまったく関係のない自慢話が延々と尽きない男性には、経済力をひけらかして女性を思い通りにしたがるタイプも珍しくないのです。
女性にお金をチラつかせれば、自分がモテると勘違いしている男性に多い言動で、こういった男性には“社交辞令”であっても、感心しているフリや興味のある返答をするのは危険。パパ活における“脈あり”と勘違いして、しつこくアプローチを受けてしまう引き金にもなりかねません。
【2】“特権”をアピール
「僕は芸能界にも精通していて〜」「ハイブランドのパーティーに、よく呼ばれるんだ」など、女性ウケしそうな“特権”をアピールして、自分に興味を持たせようとする男性にも、パパ活狙いの人が多い印象です。
人気がある芸能人や憧れのハイブランドの名前を出されれば、胸がときめいてしまう女性も多いもの。純粋に「すごい!」と思ってしまう話もあるでしょう。しかしパパ活慣れしている男性ほど、女性に人気があるトレンドワードにも敏感で、こういった言葉を効果的に使って、自分の狙い通りに関係を進めようとしてくる男性も多いことを忘れるわけにはいきません。
よほど信頼できる間柄になっていない限りは、こういった話を過剰にアピールする男性には、“ウラ”があると思ったほうが賢明です。
【3】プレー代を支払いたがる
ゴルフのプレー代は、プレーした本人が支払うのが健全な遊び方です。ところが、パパ活狙いの男性は、自分の財力を誇示する目的と、狙った女性を自分の支配下に置きたい欲などから、気に入った女性のプレー代を負担したがる傾向もあります。
ゴルフのプレー代金は高額になることもあるので「払ってあげるよ」と言われると、嬉しくなって申し出を受け入れてしまいたくなるかもしれませんが、俗に聞く「タダほど高いものはない」の引き金になることも……。その場では特に問題が起きなくても、あとから面倒なアプローチを受け「あのとき、プレー代を払ってあげたよね?」などと言い出し、自分の要求を無理やり通そうとしてくるリスクも潜みます。
プレー代を払ってもらう理由もないのに「払う」と言い出す男性には、何かしらの“目的”があると警戒したほうが得策です。
ゴルフは、楽しく健全にゴルフを楽しめる仲間との出会いに溢れている一方で、“良からぬ目的”を持った男性とも、いわゆる“事故”のように出会ってしまうことがあります。
怪しげな言動や過剰な経済力アピールの多い男性には、出会って間もないうちほど、気を付けるに越したことはありません。早い段階で「そういう対象に見られても、困る」という本心を、言葉ではなく毅然とした態度で表すように心がけておくと、トラブルを未然に防ぎやすくなります。
並木まき/元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。ゴルフ歴15年のエンジョイゴルファー。