ベストスコアを更新したときに“感じがいい”or“感じが悪い”ゴルファーの違い

いいスコアで回るゴルファーに対して「素敵だな」と思うときもあれば、「なんだか嫌な感じの人!」と、不思議とイライラするときもあるのではないでしょうか。相手がベストスコアを更新したときに、自分のことのように一緒に喜びたくなる人もいれば、「あの人がベストスコア更新か……。面白くないな〜」と、本人には言わなくても内心で不快感を覚えてしまう人もいるでしょう。

そこで今回は、メンタル心理カウンセラーの並木まきが、“いいスコアで回る”「感じがいいゴルファー」と「感じが悪いゴルファー」の決定的な違いに迫ります。

◆みんなが思う「感じがいい上級者ゴルファー」って?

まずはみんなが「こういう人は感じがいい!」と思う上級者ゴルファーの特徴から。

「ゴルフがうまいのにそれを自分では出さない人は、一緒に回っていて気持ちいいし、こっちも安心してプレーできます。初心者がいるラウンドで、自分の過去のミスの話をして場を和ませようとする気遣いとか、そういうことがさりげなくできる人は素敵だと思う」(38歳女性)

「いいスコアを出したときに、変な理屈とかつけずに、素直に喜ぶ人は見ていて気持ちがいいです。こっちまで頑張ろうって気持ちになる」(34歳女性)

「いかにも自分と闘っているという感じの人。一緒にプレーしている誰かと競っているんじゃなくて、過去の自分のプレーと闘っている感じが見える人は、ゴルフに真摯に向き合っている感じがあって、かっこいい」(41歳女性)

◆みんなが思う「感じが悪い上級者ゴルファー」って?

続いては、みんなが密かに「感じが悪い」と思っている上級者ゴルファーの特徴を。

「いちいち理屈や自慢で話してくる人。さらに、それをこちらに押し付けようとする人は最悪。こういう人はどんなにスコアが良くても、憧れません」(34歳女性)

「プロじゃないくせに、プロみたいな振る舞いをしたがる人は苦手です。こちらがお世辞で“さすが、上手ですね〜”って言ったときに、本気で自分のことをプロ並みにうまいと勘違いして、あれこれとゴルフについて語り出す人は感じが悪い」(40歳女性)

「一見すると謙虚なように見せておいて、最終的に自慢になる人。こういうタイプって最初は謙遜するんだけど、途中あたりから『僕の取り柄はゴルフだけ』とか言い出すから、なんて返事をしていいのか困ります」(37歳女性)

「褒めたときに、言葉では謙遜するくせに顔が自慢げな人は、見ていてムカつく」(35歳女性)

◆結論!「謙虚さ」を忘れるとゴルフ仲間から嫌われる…

ゴルフは1回でもラウンドを一緒にすると、相手の性格がだいたいわかるとも言われますよね。プレー中の振る舞いだけでなく、スコアの良し悪しを話題にするシーンだけでも本人の性格があらわれやすく、周囲からの好感が上がる人もいれば、周囲から反感を買う人もいます。

いいスコアが出たときに、周囲が一緒に喜んでくれるゴルファーには「謙虚さ」を忘れていない人が多いよう。反対に、自分のゴルフが上手であることを自慢げにしているのがわかる人には、反発が起きる傾向が強いようです。

「謙虚」や「自慢げ」といった印象はその人が話す言葉だけでなく、ちょっとした態度も関係しています。自慢話をしなくても、内心どこかで「自分はゴルフがうまい」「今日のメンバーの中では自分が一番優れている」と過信しているゴルファーほど、それが態度や振る舞いにあらわれて、周りから不快感を抱かれるケースも少なくないのではないでしょうか。

周囲に反発を招けば、ゴルフ仲間から嫌われる一歩に。できるだけ好感度の高い振る舞いを心がけたいですよね。

 “謙虚な印象”はゴルフに限らず、日頃から気をつけていても、キャリアが長くなるにつれて薄れていきがちな部分。ゴルフに慣れてきた頃に、謙虚な気持ちを忘れてしまうことのないよう、改めて気をつけたいですよね。

並木まき

並木まき/元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。ゴルフ歴15年のエンジョイゴルファー。

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