ガムやチョコレートなど、ゴルフのおともに最適なお菓子でおなじみの大手菓子メーカー「ロッテ」が、ゴルフやスポーツにおける噛むことの価値を発信する「噛むスポプロジェクト」活動の一環として、中嶋常幸プロ主催のジュニアアカデモー「トミーアカデミー」で、ゴルフに重要な「噛むこと」の啓発を目的とした取り組みを実施しました。
当日は、スポーツ歯学の専門家でもあり、日本オリンピック委員会(JOC)強化スタッフ・スポーツドクターでもある東京歯科大学の武田友孝教授がセミナーに登壇。日本ゴルフ界の未来を担うジュニアたちに、口腔健康セミナーや噛むチカラ測定、トレーニングガムの提供などを行いました。
◆ジュニアも驚き!“嚙み合わせ”が与えるスイングやパットへの影響とは?
口腔健康セミナーでは、「噛むこと」が、スポーツのパフォーマンスの向上や怪我防止に良い効果があること、食事をよく噛むことのメリットについて講義が行われました。
武田教授は「メンタルが重要なゴルフにおいて、噛むことは集中力や判断力を司る脳の活性化に貢献するためとても大切。噛むことで重心が安定し頭がブレにくくなるので、スイング軸の形成が重要なショットにおいても、大いに効果が期待できます」と説明。
中嶋プロも、「ガムを噛むことで集中力が増し、悪い緊張ではなく良い緊張に変わることを試合で体感しています。首回りの筋肉が楽になり、脳全体への刺激、筋肉全体への良い知らせが入ってくるため、緊張する試合でガムは最大の武器」と熱弁。また、「ガムを噛むことで唾液が出て、口の中が潤うため、水分をとりすぎなくてすむのも良い」とあらゆるメリットを語ってくれました。
◆ガムを噛みながらスイングするとどうなる? アカデミー生が実践
セミナーの中で、「トラックマン」を使用して、ガムを噛んだ状態とそうでない場合のスイングの比較も実施。実際にガムを噛みながらスイングしたアカデミー生も、「噛んでいる時は踏ん張れるが、口が開いている状態や噛んでいない状態ではインパクトの時に力が入りにくい」「ガムを噛んでいる時の方がスピードが出た」と噛むことの重要性を実感している様子でした。
ちなみに、中嶋プロの咬合力(噛むチカラ)は2619.9N。一般的な20~30代男性35名の平均は1484.3Nというから驚きです。中嶋プロの噛むチカラが脅威の数値であることに加え、噛むチカラはゴルフにとってとても重要であることがわかります。
飛距離不足の悩みや、スイング中に体の軸がブレてしまうことを悩んでいる女性ゴルファーの皆さん、ぜひ一度“噛むこと”を意識して、次のラウンドではガムをプレーのおともにラウンドを楽しんでみてはいかがでしょうか。
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