「答えられるかな…」と、最初は不安気な表情を浮かべていた金田プロ。いざ、質問をぶつけてみると、テンポ良く、すべての質問に誠実に答えてくれました。
昨シーズン11年ぶりの優勝!金田久美子プロの素顔に迫る【前編】
『ダサい自分』で終わりたくなかった。金田久美子プロインタビュー【後編】
Q.1ゴルフウェアをコーディネートする際、大事にしているポイントは?
とくになくて、朝起きた気分で決めています。ただ、優勝した日だけは、朝バタバタしたくなくて、前夜に決めました。残っていた手持ちのウェアが2つくらいしかなく、その中で可愛い方を選んだって感じです。
Q.2家にはゴルフウェアが何着ある? 靴は何足?
大きなクローゼット3つ分。もう着ないウェアは、家族にあげたり、ゴルフを頑張っている若い子にあげたり。シューズは1年で30足くらいは履き潰しますね。最近のゴルフシューズのお気に入りはNIKEのジョーダン。
Q3.キャディバッグの中に欠かさず入れているものは?
日焼け対策の帽子。1日中、屋外にいて紫外線を浴びるので、必須です。ただ、バケットハットではカバーしきれないので、農作業用のやつをネットでポチって使ってます。練習場でも必ずかぶりますよ。
Q4.試合中、アクセサリーはどうしてる?
思い入れのあるものばかりなので、レザレクションのケースに入れて大事に保管。時計とジュエリーは、長く使える物に投資するタイプ。それは昔から変わらないですね。
Q5.肌がきれい! 毎日のスキンケアを教えて。
サポートいただいているメゾン コーセーさんのデコルテシリーズを愛用しています。シミができないよう、シートマスクや美容液でスペシャルケアする日も。
Q6.ヘアスタイルのこだわりは?
金髪歴は3年くらい。面倒くさがりなので、髪は短いままが良くて。短くておしゃれに見えるって何だろう? って考えた結果、金髪に。最初の頃はヤンキーギャルみたいに思われていましたけど、ようやく世の中が金髪=おしゃれな方向で認識されるようになったから、良かった(笑)。
Q7.スタイルキープの秘訣は
トレーニングの成果とたくさん食べることを心掛けた結果、体重は今、人生マックスで54〜55kgくらいあります。3〜4年前、一番痩せてたときは47〜48kgだったので、当時のパンツはもう入らないですね。ただ、いつもシーズンに入ると落ちる体重が、昨季は53kgを切らなかったので、それも好調をキープできた理由かもしれません。
Q8.メイクで一番力を入れているところは?
プライベートで出かけるときは、肌づくり。コスメデコルテの下地「ザ スキン ミニマリスト」の後、ファンデーション「ゼン ウェア フルイド」を重ねれば完璧!
Q9.2022 JLPGAアワードで着物を選んだ理由は?
ドレスを考えるのが面倒くさいな〜と思っていたら、知り合いの呉服屋さんが用意してくださると聞いて、ありがたく乗っかりました(笑)。おまかせで選んでいただきましたが、とても好評でうれしかったです。
Q10.愛用の時計とジュエリー、見せて
18歳のときに買ったカルティエのトリニティピアス、最近買ったブシュロンのピアス、所属先のスタンレー電気の社長さんにいただいたクラブモチーフのピアス、そしてカルティエの時計、パンテール。よく誤解されますが、自分で買ってますから!(笑)
Q11.勝負カラーは?
昔はピンクでしたけど、今はないかな。30代なので。
Q12.優勝のご褒美にもらってうれしかったものは?
長年、ウェア契約していただいているマーク&ロナのチームから贈られた、世界にひとつしかない特別なキャディバッグ。
Q13.スタート前に、アマチュアがすべきことは?
パターの距離感を合わせる、必ずレンジでボールを打つ。
Q14.メイクは何を参考に?
YouTube。使って良かったコスメランキングとか、ずっと見てられます。
Q15.食べたら絶対に元気になれるものは?
肉! 牛肉と豚肉が好き。納豆とご飯もないと生きていけません。
◆金田久美子プロ/プロフィール
かねだ・くみこ/1989年生まれ、愛知県出身。身長166cm。父の影響で3歳でゴルフを始め、小学3年生で世界ジュニア優勝。“天才少女”と呼ばれ、中学、高校でも数々の大会で勝利を重ねる。2008年、プロ入り。3年後の2011年、「フジサンケイレディスクラシック」で初優勝。2014年にはシード落ちも経験。が、2022年10月、「樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメント」にて、ツアー2勝目を飾る。
Regina2023年春号より転載 撮影/長谷川直紀 エディター/一寸木芳枝 取材協力/Restaurant Kamikura