ゴルフ仲間との会話のきっかけや、自慢できるような小ネタをお届けしている「ゴルフブランド豆知識」。今回は、フランスに縁のある2つのブランド、「le coq sportif」と「epicure」をご紹介します!
◆le coq sportif(ルコックスポルティフ)
1882年にフランスで誕生した、世界で最も古いスポーツブランドのひとつでもある「ルコックスポルティフ」。サイクリング、テニス、サッカーなど、数多くの競技で、フランスのチャンピオンチームが着用している、歴史あるブランドです。ゴルフラインは、1995年にスタートしました。
ルコックスポルティフといえば、ニワトリマークですよね。「le coq(ルコック)」はフランス語で、雄鶏を意味していて、実は、フランスで「雄鶏」は、法的には定められていないものの、国鳥レベルの重要な鳥。大使館のHPで紹介しているほど、フランスの大切なシンボルなんです。
その雄鶏を、ブランドロゴに使用することが許可されているとは、さすがフランス代表チームのウェアを長年作り続けてきた、ルコックスポルティフだからこそ。何気なく見ていた雄鶏が、急に高貴なシンボルに見えませんか!?
◆epicure (エピキュール)
もう一つご紹介するのは、1992年に誕生した「epicure」。
ブランド名「epicure」は、英語で、美食家、食通、芸術などが洗練された感覚の持ち主という意味がありますが、こちらが何でフランスとの関わりがあるかというと…、
それは、「epicure」が、フランス南西部、バスク地方の美しい海辺の街、ビアリッツをイメージして誕生したブランドだからです。
ビアリッツは、19世紀以来、王侯貴族たちが保養地として訪れる歴史ある観光地で、豪華さと荘厳さが漂う街、ビアリッツに集う大人の男女に似合うウエアをイメージして創られたのが「epicure」とのこと。
今回は、国のシンボルや貴族たちのリゾート地と、高貴な気分を味わえるブランドストーリーでした!
◆REMIQUESTプロフィール
REMIQUEST/ライター。学生時代に家族の影響でゴルフを始め、一応大学ゴルフ部出身。スコアはイマイチだけれど、先輩に叩き込まれたマナーとプレーファストは今も健在。男2人のママ。出産後はなかなかゴルフができてないのが悩み。子どもに将来養ってほしいと、稼ぐゴルファーにすべく、密かに企み中。