ゴルフを思いっきり楽しんだあとの入浴は、とっても気持ちがいいですよね。でも入浴後の集合時刻や同伴者との協調性を気にするがあまりに、必要なケアまでがおろそかになってしまうと、まさかの“3歳老け見え”!の原因になってしまうかも…!?
時短美容家の並木まきが、ラウンドのあとの入浴で3歳老け見えを招きかねないNGポイントを3選お話します。
【NG1】熱いシャワーで洗顔する
「熱いお湯を使った洗顔は、お肌に悪い」となんとなくはわかっていても、ゴルフ場の大浴場では洗顔のためだけにぬるま湯を出すのが面倒で、ついつい熱いお湯のまま顔を洗いたくもなりますよね。
けれど、熱いお湯での洗顔は肌に必要な皮脂を洗い流してしまい、乾燥を招きやすくなるだけでなく、お肌のバランスが崩れてニキビや吹き出物ができやすくなってしまう原因にも。
特にプレー後は身体が疲れていることも多く、ただでさえお肌のバリア機能が低下しやすいタイミング。たった1回の熱いお湯での洗顔で、日々のスキンケア努力が水の泡にもなりかねないために、洗顔はやっぱり「ぬるま湯」でしたほうが安心です。
シャワーの温度をいちいち変えるのが面倒に感じるならば、拭き取りタイプのクレンジングを持参して、あえてプレー後には顔をお湯では濡らさない選択も◎。
【NG2】シャンプー後にトリートメントの洗い流しが不十分
ゴルフのあとは集合時間の兼ね合いもあって、普段よりも「時短」を意識した入浴になりがちです。自宅では丁寧にシャンプーやトリートメントを洗い流している人でも、ゴルフ場での洗髪は、とにかく早く終わらせることに意識が向いてしまいますよね。
けれど、そのせいでシャンプー後に塗布したトリートメントがきちんと洗い流されていないと、頭皮の毛穴が詰まる原因にも。気付かないうちに、抜け毛や髪の不調を招きやすくなるのです。
特に、ゴルフ場に備え付けのシャンプーやトリートメントを使って洗う場合には、普段から使い慣れている製品ではないために、洗い流しが不十分なだけでも髪質が変わったようにも感じがちに。
「ゴルフに行くと、髪のコンディションが悪くなる」と感じている場合には、ひょっとすると入浴時の洗い流しに理由が潜んでいるかもしれません。手で触ったときにヌメヌメとした感触が残っている場合は、洗い流しが足りていないサインです。
【NG3】ゴワゴワのタオルでゴシゴシと顔を拭く
ゴルフ場に備え付けのタオルは、どれもきちんと洗ってあって清潔ではあるものの、使い古してゴワゴワになってしまっている肌触りのものもあります。
ゴワついているタオルで顔をゴシゴシと拭いてしまうのは、スキンケアの視点からは老け見えのもとに!思っている以上に摩擦が強く、肌への刺激が強すぎることから乾燥を招いたり肌荒れの引き金になる場合も少なくないのです。
「1回くらいなら、大丈夫よね?」と過信は禁物。せっかく普段からスキンケアに気を使っていても、1回のゴワゴワタオルのせいで肌を傷つけてしまうかもしれません。
美肌キープのための理想は、顔を拭くためのふわふわのタオルをゴルフ場に持参することですが、もしも持っていくのを忘れてしまってゴワゴワとしたタオルしかない場合には、ゴシゴシと拭くのではなく、なるべく摩擦を少なくするために肌を軽く抑えるようにして水分をとるといいでしょう。
ゴルフプレーのあとの入浴では、自宅での入浴とは勝手が異なることも少なくないですよね。普段とは異なる環境であっても、お肌のことを思うならば常に美肌ケアを意識しておきたいところです。
お心当たりがあったかたは、よろしければ次回の入浴からぜひ気をつけてみてください。
◆並木まき プロフィール
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。ゴルフ歴15年のエンジョイゴルファー。