コース映えするコーデはどっち?【華やぎカラーボトムス】or【大人シンプルなモノトーンコーデ】

みなさまこんにちは。スタイリストの高橋裕美です。先日開催された『ニチレイレディス』初日では、夏本番のような暑さと陽射しがまぶしく、女子プロのウェアもすっかり夏スタイルに。

ノースリーブやきれい色のウェアが目立ちましたが、モノトーンコーディネートのプロも多く、どちらのコーディネートもコースで映えていて、すぐにマネしてみたくなるものばかり。

そのなかでも、まるで計画してきたかのように統一感のあるペアリングを発見! コースでとくに印象的だった2組のコーディネートをご紹介したいと思います。

【華やかカラーで映える!】稲見萌寧プロ、三ヶ島かなプロ、山内日菜子プロ

稲見萌寧プロは優しい花柄のモックネックトップスに同系色のオレンジ色スカートをチョイス。全身の色が統一された、まとまりのある華やかな組み合わせです。

かたや、ブルー×ホワイトの鮮やかな配色でコーディネートしていたのが三ヶ島かなプロ。トップスをタイトフィットに、ボトムのショートパンツはワンタック入りで少し長め丈と、全身のバランスが整えられた美シルエットな着こなしが印象的でした。

ネオンカラーのパンツをスポーティにカッコ良く着こなしていた山内日菜子プロのコーディネートはこちら。パンツのサイドラインとトップスロゴの色をリンクさせるという、小ワザの効いたおしゃれさですね。

3人揃ってカラーボトムを選んでいたことも、この夏のゴルフ女子のおしゃれの参考になるのではないでしょうか。コーディネートもプレーも映えていた3人は、初日からギャラリーの注目を集めていました。

【大人シンプルを極める】菊池絵理香プロ、渡邉彩香プロ、上田桃子プロ

カラーボトムスで華やかに魅せた若手プロ3人とは対照的に、クールなモノトーンコーデで大人っぽいシンプルなコーデを極めていたのが、菊池絵理香プロ、渡邉彩香プロ、上田桃子プロの組。

菊池絵理香プロはモノトーン配色のコーディネート。大胆なグラフィカル柄のスカートを取り入れて、モードでカッコいい印象に。

ラフになりがちなタイダイ柄を、カジュアルながら洗練されたスタイルで着こなしていたのが、上田桃子プロ(写真奥)。トレンドを取り入れても悪目立ちしないのは、ネイビーやホワイトなど、定番カラーでまとめているからです。

同じく定番配色のコーディネートだった渡邉彩香プロ(写真手前)は、グラフィカルな民族柄のポロシャツを少しフェミニンなスカートと合わせて、大人可愛い組み合わせに。

プレーにも貫禄が滲み出ていたベテラン勢は、シンプルなカラーでも華やさのあるコーディネートに仕上げているところが流石でした。年齢を問わず真似しやすい大人っぽいスタイルは、私たちアマチュアゴルファーでもすぐに取り入れられるのではないでしょうか。

コーディネート解説/スタイリスト 高橋裕美

各女性ファッション誌、広告、カタログで活躍中。趣味で始めたゴルフに熱中していたところ、ゴルフファッションにも興味を持ち、レジーナと出会う。レジーナでは表紙、ファッションページを担当しており、リアルかつファッショントレンドをうまく取り入れたコーディネートが読者からも強く支持されている。

写真/Getty Images

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