なぜか最近ついてない。スコアも運気も下降気味だ・・・と悩んでいる人もいるのではないでしょうか。そんな時はゴルフも少しお休みして、英気を養うのも良いですが、パワースポットに行き、運気を上げるのもおすすめです。今回はパワースポットのあるゴルフ場を紹介します。
◆古墳からパワーをもらえる? プレー後に運気が上がるかもしれないゴルフ場
茨城県にある「霞南ゴルフ倶楽部」には、古墳や庚申塚、貝塚などの歴史的遺産が点在しており、パワースポットといえるでしょう。庚申塚を簡単に解説すると、江戸時代に信仰されていた文化で、寿命を縮めないように集会を行った記念に建てられた記念碑のことです。貝塚、古墳も同様に古い歴史があり、その土地で長い間人類が生活をしていた証拠でもあります。エネルギーが宿っている土地でゴルフを堪能し、パワーをもらうのも良いでしょう。また、これらの歴史的遺産はコース内でも目立たない場合が多いので、ラウンドする際はパワースポットを見逃さないようにして回ってみましょう。
◆神様は木に宿る。御神木が見守るコースで奇跡は起こるのか
全国には御神木と呼ばれる巨樹がコース内に存在するゴルフ場があります。北海道にある「桂ゴルフ倶楽部」では18番ホールに、ゴルフ場の名前の由来にもなった桂の木が御神木として鎮座しています。この桂の木はなんと、推定樹齢200年を超えているそう。そもそも御神木とは「神様が宿っている木」という意味で使われることが多いのです。御神木の定義はありませんが、昔から樹齢が長い木や大樹には神様や精霊が宿ると考えられ、信仰の対象となっていたのが始まりと言われます。信仰心が無いという人でも、いざ御神木を目の前にすると大樹が歩んできた歴史を感じ、大きさに圧倒されてパワーをもらえることでしょう。
千葉県「袖ヶ浦カンツリークラブ」の袖ヶ浦コース16番ホールにある御神木も有名。しめ縄が飾られた御神木が3本並んでいますが、ドッグレッグのちょうど曲がり角に立っているため、ボールの行方を阻むハザードでもあります。袖ヶ浦カンツリークラブで2021年に開催された「ブリヂストンオープンゴルフトーナメント」では、石川遼プロのティショットが御神木に直撃しましたが、フェアウェイまで転がり出ました。そのままツーオンに成功し、イーグルを奪取。まさに神のご加護を受けたかのようだと話題になりました。
御神木に当たってしまっても、神様は違う場所に居るので罰は当たりません。しかし、アマチュアの人は無理に攻めずに、御神木を避けてショットを打つほうがよいでしょう。なぜなら御神木に当たっても天罰は当たりませんが、OBという1打罰が下る可能性が高いからです。
◆大嫌いだったバンカーが映えスポットに! カップルでラウンドすると恋が実るかも……
多くのゴルファーを悩ませるバンカーですが、とあるゴルフ場では嫌われ者のバンカーが映えスポットとして人気を博しています。「宮城県のグレースリッジカントリークラブ15H」「千葉県の四街道ゴルフ倶楽部7H」には、ハートの形をしたバンカーが行く手を阻みます。あまりの可愛さについつい立ち止まって、スマホを手に取り撮影会が始まってしまいそうです。映えスポットのあるコースをカップルでラウンドすると、恋が成就してしまうかもしれません!
ゴルフ場の中にも神秘的な力を秘めていそうなスポットはたくさん存在します。有名な場所も多いですが「ここに来ると元気が出るなぁ」と感じる、自分だけのパワースポットを発見することも。心も体も充実させてくれるゴルフ場を、探してみるのも楽しいかもしれませんね。
取材・文/夢書房