楽しみにしていたゴルフの日ほど、お気に入りのデパコスや新作コスメを使って、気合いを入れたメイクで臨みたくなるもの!けれどコスメの使い心地は、お値段に比例するとも限りません。
もっと言ってしまうと、せっかくデパコスを使ってフルメイクをしたのに「お値段以下」にしか見えない場合も……!これって、とてもガッカリですよね。
時短美容家の並木まきが、「お値段以下」にしか見えなくなってしまうゴルフメイクのNGポイントをお話します。
◆ゴルフシーンでチープに見えるメイクは…
ゴルフシーンは基本的には屋外なので、色が薄かったり主張が弱すぎたりするメイクは、チープな印象を醸しがち。オフィスでは「すっぴん風」のメイクが垢抜けて見えても、スポーツシーンだと印象が弱すぎて「寝坊メイク」に見えやすくなる“残念マジック”も……。
手抜きをしているように感じさせないことや、雑な仕上がりに見せないことが、ゴルフシーンでの“チープ見え”を避けるポイントです。
【NG1】透け感が強すぎて発色していないように見える
デパコスには、繊細な色合いが特徴の美しいチークやアイシャドウもたくさんあります。ナチュラルメイクだけど垢抜けた印象を狙いたい日のメイクでは、透け感のあるトレンドカラーは重宝しますよね。
でも……!だからこそ、屋外でゴルフをする日のメイクだと、メイクをしているのに発色していないように見えて「ノーメイク?」や「寝坊した?」などの疑惑をもたれる仕上がりになってしまう理由にもなりやすいのです。
透け感の強い色は、きれいめなファッションには相性がよくても、ゴルフウエアと合わせると印象が弱すぎることも。せっかく丁寧にメイクをしていても、きちんと発色していなければ周囲の人からは気づいてもらいにくいのです。つまりデパコスを使ったメイクでも、チープな印象を醸してしまいがちに。
ゴルフメイクでは「ビビッド」まではいかなくても、普段よりも発色が強めのコスメを使ったほうが映えやすいのです。
【NG2】下地とファンデーションが合っていない
UV対策も考慮して、ゴルフメイクでは機能が高そうなデパコスの下地やファンデーションを選んでみたものの……、室内では色がしっくり合っているように見えても、屋外の日差しを浴びると、白浮きや色ムラが目立つ! なんていうこともあるので、気をつけなくてはいけません。
購入するときのタッチアップも室内、普段もオフィスワークが中心で基本的には室内で過ごす時間が長いとなると、屋外で長時間日差しを浴びるときとは印象が異なることもありえます。そのため、光の加減によっては、下地とファンデーションが合ってない印象が際立ってしまってチープ感が出てしまう場合も……!
せっかく「いい下地」や「いいファンデーション」を使ってご機嫌にメイクを仕上げても、ぱっと見たときに下地とファンデーションの色や質感が合っていないイメージになっていると、チープな印象が強まります。
下地とファンデーションとの相性は、肌状態や気候の影響もあって、室内か屋内かによっても変わるもの。白浮き感が出ないようにナチュラルな色合いを選び、軽いツヤとしっかりめのカバー力を両立できている肌感を狙うと、ゴルフシーンでの「高見えな肌」を狙いやすくなりますよ。
◆いつものメイクはおしゃれでもゴルフに合うとは限らない!
ゴルフシーンにおけるメイクでは、太陽光のもとで美しく見えることが欠かせません。室内と比べると太陽光や気候の影響を受けやすい過酷な環境ですので、いつもは相性のいいコスメでも、ゴルフシーンだと合っていない場合もあるので要注意です。
値段の高いコスメのほうが優秀とは限らないだけに「デパコスを使っているから、チープには見えないはず!」とも言い切れません。仕上がりのイメージを大切にしつつ、上質な清潔感のあるメイクでゴルフに臨みたいですよね♡
◆並木まき プロフィール
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。ゴルフ歴15年のエンジョイゴルファー。