周囲はドン引き…婚活中の毒女ゴルフ事件簿3選

婚活をしている独身女性とのゴルフで、驚くような陰湿な振る舞いを目の当たりにしてしまえば、ドン引きしかありません。

一緒にラウンドをする人の普段の生活ではわからなかった意外な一面が表面化しやすいのも、ゴルフの醍醐味ではありますが……。想像以上に衝撃的な面を知ってしまえば、今後の人間関係にも影響が出てしまっても無理はないでしょう。

女性ゴルファーたちが遭遇したという婚活中の毒女がやらかした「トンデモな行動」を元議員でありメンタル心理カウンセラーの並木まきが3つピックアップしました。

【1】独身男性がいないとわかると不機嫌になる

「友人のA子は、婚活を始めてもう2年くらいになります。もともとゴルフで仲良くなった友だちなので、今でもA子とは月に1回程度はラウンドに行くのですが……。

私が誘ったゴルフに、独身男性がゼロで既婚男性しかいなかったとき、あからさまに不機嫌になって口も聞いてくれなくなったのには、さすがに引きました。

しかも『私、既婚男性にはまったく興味が湧かないの』と言ったきり、男性たちとは必要な会話すらもせずに、無視しまくっていて。

既婚男性相手にモテようとして不倫をしちゃう女性よりは、マシなのか……?とも思いましたけど、必要な会話すらもしないのは、やっぱり社会人としてどうなのかなって感じです。

それ以来、A子のイメージが私のなかで変わってしまい、前ほどは仲良くなくなりました」(35歳女性/自由業)

その場にいる人を無視する行為は、場の空気が悪くなるだけでなく、わがままにも見えやすいですよね。

こういう人がいるラウンドでは、精神的な疲れも大きくなりがちです。

【2】なんでも「私がやってあげるね!」と親切ぶる

「婚活を頑張っているB子とゴルフに行くと、男性にモテたいからって、なんでも『私がやる!』、『私がやってあげるから、やらなくていいよ!』と言われます(苦笑)。

自分が親切な人だと男性陣にアピールするのが目的なようなのですが、あまりにもしつこいので、正直かなりウザい……(笑)。

コロナ禍のせいで婚活が停滞していたと聞いているので、今はやけに張り切っているみたい。

でも、ランチのときに店員を呼ぶといったちょっとしたことひとつでも『私がやるから、いいよ!』と言われると、調子が狂ってしまいますね(苦笑)。男性がクラブを取り替えようとカートに戻ってくるときにも、キャディのように『何番ですか?』と聞いて、甲斐甲斐しくお世話をしているので、ちょっと痛々しいです(笑)。

彼氏ができれば変わりそうですが、なかなかB子にはいい人が現れないので、しばらくはこの状態が続きそうです……」(37歳女性/IT関係)

婚活をしていると、つい「親切な私」をアピールしたくなりがち。しかし周囲が引くほどに「私って、親切でしょ!」と押し売りをするのは、明らかに逆効果でしょう。

【3】初対面の同伴者に紹介をしつこいくらいに頼む

「知り合いのC子は、40歳までに結婚をしたいらしく、今38歳なので傍目にも必死なのが、よくわかるんです。

ゴルフに一緒に行っても、その日に来ている男性たちに『私のタイプはね〜、優しくて私よりも高収入で、長男じゃなくてバツがない人!誰かいませんか?』と紹介を頼みまくっていて、見ているだけで呆れてしまって……。

たまたまそういう話になって盛り上がっているときに言うならわかるけれど、初対面の男性にもこういう調子で強引に紹介を頼むので、頼まれている男性も困惑しているのが、見ていてわかるんですよ。

ゴルフは出会いに通じやすいスポーツかもしれないけれど、あんなに強引に自分のことばかり主張していても、かえって男性からは『この子には、紹介したくないな』って思われるんじゃないかなぁって気がします」(41歳女性/小売)

紹介は婚活における強いコネクションではあるけれど、頼み方によっては、印象が悪くなるだけで、かえってチャンスを逃しそうです。

婚活に意識が向きすぎていると周囲が引くような行動をして、かえって逆効果になっている人も、残念ながら存在しますよね。

ゴルフシーンでは周囲への気配りができて、その場の雰囲気を和やかにできる女性ほど、婚活も成就しやすい面は否めません。

◆並木まき プロフィール

元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。ゴルフ歴15年のエンジョイゴルファー。

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