ゴルフシーンでのサングラス選びは、芝目が明確に見えたり、反射光をカットして視界をよくしてくれるなど、機能的であることがまずは重要なセレクトポイント。それに加えて、自分に似合うデザインを探すことになるので、サングラス選びには思っているより時間がかかります。ただ、女子プロが試合で着用しているものを参考にすれば、その問題がすぐにクリアになるはず。
今回は『42nd フジサンケイレディスクラシック』で選手たちが着用していた“サングラス”をリサーチ。夏ゴルフに向けてぜひ参考にしてください。
◆女子プロ人気NO1はビッグレンズの1枚仕立て【安田祐香、藤田さいき、佐久間朱莉、山内日菜子】
今大会で女子プロ着用率がもっとも高かったのが、ビッグレンズの1枚仕立てデザインでした。
1枚レンズは視野が広くなるというメリットがあり、サングラス周辺からの光の差込が軽減されます。そしてレンズの色によって明確に見えるターゲットが変わるのだそう。ゴルフにはとても役立つ機能が搭載されているため、多くのプロから支持されていることにも納得です。
藤田プロが着用しているサングラスは“スワンズ”のもの。スッキリとした白フレームが顔をシャープに引き締めて見せてくれます。ほかにも、女子プロにダントツ人気だったのが“オークリー”。安田プロのワイドレンズはファッショントレンドとしても話題になっているデザインです。佐久間プロ、山内プロが着用しているのは、レンズの下部分が頬に沿うようにカットされたデザインのもの。サングラス初心者でもトライしやすいところが◎！
おしゃれ見えのダントツ人気はスクエアレンズ【岩井千怜、成田美寿々、上野菜々子】
ゴルフの時はもちろん、いつものファッションでもおしゃれ見え効果を発揮するスクエアレンズも女子プロの間で大人気！ マニッシュな印象がゴルフウェアをよりスタイリッシュに見せてくれる優れたデザインです。ノーズパットやテンプル裏がゴム仕様になっているものが多く、スイングしてもズレ落ちる心配が少ないためゴルフでも安心して使用することができます。
岩井プロが着用しているのは“スワンズ”のサングラス。高機能なレンズが多くのアスリートから支持されており、スポーツだけでなく、キャンプや釣りなどのアクティビティに特化したサングラスが充実したブランドです。成田プロが着用している“アイヴォル”は、どんな顔型にも幅広く合わせやすく、美しいシルエットが特徴。ユーザーのリピート率が高いことでも知られています。上野プロはグリップメーカーとしても知名度のある“イオミック”のサングラス。紫外線カットだけでなく、眼の健康も考えて作られた高スペックのレンズを搭載しています。
コーディネート解説／スタイリスト 高橋裕美
各女性ファッション誌、広告、カタログで活躍中。趣味で始めたゴルフに熱中していたところ、ゴルフファッションにも興味を持ち、レジーナと出会う。レジーナでは表紙、ファッションページを担当しており、リアルかつファッショントレンドをうまく取り入れたコーディネートが読者からも強く支持されている。
写真／Getty Images
