初心者が陥りがちなゴルフ場でのトラブルと解決方法

初心者ゴルファーにとって、ゴルフ場でのトラブルは不安なもの。「ボールが人に当たったらどうしよう…」「スロープレーで迷惑をかけたらどうしよう…」こんな不安を抱えながらでは、ゴルフを楽しめませんよね。でも、大丈夫! 少しの知識と準備があれば、もっと安心してゴルフを楽しめるようになります。今回は、初心者ゴルファーがラウンド中に遭遇する可能性のあるトラブルと、その解決策について、分かりやすく解説していきます。

◆ヒヤッと体験談! 打ち込みの恐怖

ゴルフで最も注意すべきトラブルの一つが、「打ち込み」による事故です。前の組の人にボールを当ててしまう事故のことで、ゴルフ経験者でも起こりうるトラブルです。「距離感を間違えた」「ボールが思ったより飛んでしまった」という言い訳は通用しません。万が一、人に当たってケガをさせてしまったら、損害賠償などの責任を負うことにもなりかねません。最悪の場合、警察沙汰になるケースもあります。このような事態を避けるためには、日頃からの備えが重要です。

ラウンド前に練習場で、自分がどのくらい飛ばせるのか、それぞれのクラブの飛距離を把握しておきましょう。ゴルフ場では、前の組との距離を正確に測るために、ゴルフ距離計を活用することをお勧めします。自分の飛距離と照らし合わせて、安全な距離を確保することが大切です。ミスショットでボールが曲がってしまった時は、大声で「フォアー!」と叫びましょう。恥ずかしがらずに、周りの人に危険を知らせることが大切です。万が一、ボールが人に当たってしまった場合は、落ち着いて行動しましょう。まずは、すぐに駆けつけて謝罪し、相手の怪我の状況を確認します。必要があれば、ゴルフ場のスタッフに連絡し、指示を仰ぎましょう。

◆スムーズなプレーが、みんなを笑顔にする!

「前の組、遅いなぁ…」「早くしてよ!」そんな声が聞こえてきたら、焦ってしまいますよね。初心者ゴルファーにとって、スロープレーも気になる問題です。後ろの組を待たせてしまうと、プレッシャーを感じてしまいますよね。そこで、スムーズなプレーのために、いくつか気をつけたいポイントをご紹介します。

自分の番が来る前に、クラブやティーショットの準備を済ませておきましょう。セカンドショット以降、ボールの場所が分からなくなったら、自分一人だけでなく、同伴者にも協力してもらいましょう。また、OBやロストボールの可能性も考慮して、暫定球を打つことも検討しましょう。アプローチやグリーン周りなど、使う可能性のあるクラブは、まとめてカートから持って行きましょう。何度もカートへ取りに戻る行為は、時間のロスに繋がります。ホールアウトしたら、グリーン脇などですぐにスコアを記入し、次のホールへ移動しましょう。これらのポイントを心掛けることで、スムーズなプレーに繋がり、後ろの組をイライラさせることも少なくなります。万が一、後ろの組から急かされたり、プレッシャーを感じることがあったら、直接やり取りするのではなく、ゴルフ場のスタッフに相談しましょう。

◆ゴルフ保険で、さらに安心をプラス!

ゴルフ中のトラブルに備えて、ゴルファー保険への加入も検討してみましょう。ケガの治療費や賠償責任だけでなく、ゴルフ用品の破損など、幅広い補償が受けられます。

ゴルフは、マナーを守り、お互いに気持ちよくプレーすることが大切です。準備と心構えをしっかりとして、楽しいゴルフライフを送りましょう!

取材・文/夢書房

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