キャディバッグを持たずにゴルフ⁉ 身軽にゴルフへ行くためのいくつかの方法 

こんにちは。ハウスキャディ歴●年のB子です。さて、先日キャディをさせていただいたお客様の話。お預かりしたキャディバッグは、小さなサブバッグのみ。中には、DWと3W、7Ⅰ、PW、SW、パターと、全部で6本。その理由を聞いてみると、キャディバッグを宅配便で送らなければならないことを忘れたまま直前になってしまい、公共交通機関を利用されてのご来場であったため、仕方なくサブバッグを利用したとのことでした。

私が勤めるゴルフ場では、最寄り駅から送迎バスが出ていて、遠方から来るお客様はもちろん、飲酒運転の罰則が厳しくなってからは近くにお住まいのお客様もご利用になっています。しかし、公共交通機関を利用するとなるとやはり気になるのは大きなキャディバッグの存在。そこで、キャディバッグを持たずにゴルフ場に行くためのいくつかの方法を紹介します!

◆宅配便を利用する

キャディバッグを持たずにゴルフ場に行くために最も多く利用されているのは、宅配便です。全国どこのゴルフ場でも送ることができ、近くのコンビニエンスストアからも送れるし、自宅に集荷しに来てもらうことも可能。往復にしておけば料金が割引になるだけでなく、雨などで急にキャンセルになってしまっても、ゴルフ場で対応してもらいやすくて安心です。

【宅配便のデメリット】

・送料がかかる

宅配便のデメリットは、送料がかかること。最近になって宅配便の料金が値上がりし、キャディバッグを同じ地域のゴルフ場に送る場合でさえ約2000円〜2500円程かかるようになりました。往復ともなれば4000円〜5000円にもなります。キャディバッグ専用のトラベルカバーも必要で、宅配会社によって安価な専用カバーもありますが、簡易的なものなので何度か使ううちに破れてしまうため、その際には再度購入する必要があります。よく宅配便を利用する場合には、トラベルカバーの購入も検討してみましょう。

・手間と日数がかかる

宅配便で送るためには、緩衝材を入れるなどの対策に手間がかかります。配達日数にも猶予が必要なため、早めに準備する必要があります。キャディバッグは送らなければならないけど、前日に練習がしたい! という場合には、キャディバッグは送ってしまってクラブを数本だけ残しておいて、それらは手で持って行くという方法もあります。

◆レンタルクラブを利用する

宅配便代も馬鹿にならない! ということで、最近はレンタルクラブを利用する方が増えてきました。ちなみにその利用料は、3000円から5000円程度が一般的な相場と言われています。まだ発売されたばかりの新しいクラブが使えるゴルフ場もあります。コースで試打ができるので、クラブを選ぶ際の参考にできるのも良いですね。各ゴルフ場にクラブを送ってくれるレンタルクラブ専門のお店もあるので、気になる方はチェックしてみてください。

シューズのレンタルを行っているゴルフ場も多く、キャディバッグやクラブなどの道具類の購入をまだ悩んでいるというビギナーさんにもおすすめです。

【レンタルクラブのデメリット】

・自分に合ったクラブがあるとは限らない

手ぶらでゴルフ場に行くことができ、最も手間がかからないレンタルクラブですが、問題は自分に合ったクラブが必ずしもあるとは限らないということです。特に、左利き用や女性用などが用意されていないゴルフ場もあります。レンタルクラブを利用する際には、早めにゴルフ場に確認をし、可能であれば利用の予約をしておきましょう。

使い慣れたクラブが良ければ、レンタルクラブの利用はおすすめできません。それでもレンタルクラブを利用せざるを得ないという場合には、例えばウェッジとパターだけは自分のものを持って行くなどしても良いかもしれませんね。

◆ゴルフ場のロッカーやキャディバッグ預かりを利用する

同じゴルフ場を連続して利用する場合、キャディバッグをゴルフ場に預かってもらうという方法があります。「〇日以上は有料」「1日〇円」といったように、その料金体系はゴルフ場によって。何日でも無料というゴルフ場もあります。預かったキャディバッグが500個を超えてしまい、専用の置き場を作る代わりに有料にしたというゴルフ場もあるほど、キャディバッグ預かりは案外多くの方に利用されているシステムです。

ゴルフ場によっては、ロッカーを有料で貸し出している場合も。ロッカーを借りて、中にキャディバッグごと入れてしまい、そのまま置いておくのもおすすめです。

時には、お酒を飲むことがわかっているからと、プレー日の前日にキャディバッグを預けにくるお客様もいらっしゃいます。クラブセットを2つ持っていて、ひとつをゴルフ場に置きっぱなしというお客様もいらっしゃいますね。身軽にゴルフ場に行くための方法はいくつかありますが、自分に合った方法が見つかると良いですね。

◆キャディのB子 プロフィール

キャディのB子/あるゴルフ場のアルバイトキャディ。学生時代に家族の影響でゴルフを始め、大学のゴルフサークルに所属。就職活動に失敗し、ハウスキャディのアルバイトをして就職先を探すはずが、キャディが天職と気づく。シャンクが一番の敵。

おすすめの関連記事