3人の女性が語る「ゴルフをきっかけに不倫をやめられた話」

不倫は絶対にしてはいけないこと…とわかりつつも、ひとたび足を踏み入れてしまうと、ズルズルと続いてしまうケースは少なくありません。

元議員でありメンタル心理カウンセラーの並木まきが、女性ゴルファーたちがゴルフをきっかけに不倫から足を洗えたエピソードを3つピックアップしました。

【1】口実を作りやすいゴルフデートばかりの状況にうんざり

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「過去に1年半ほど不倫をしていたときに、相手もゴルフをする人だったので、いつもデートはゴルフデートでした。

彼は『ゴルフ』って言えば家を出やすかったみたいで、週末にも普通にゴルフデートをしていましたが、逆にゴルフ以外のデートはほとんどなくて…。

最初のうちは毎回ゴルフデートでも楽しかったんですけど、だんだんとゴルフ以外のデートをしてもらえない自分が惨めになっちゃったんですよね。

そうやって家に嘘をつかないと会えない関係なんだって思い知りましたし、ゴルフデートばかりだったことがむしろ私を不倫から目を覚ましてくれるきっかけになりました」(37歳女性/専門職)

ゴルフをする不倫カップルだと、デートはもっぱらゴルフにもなりやすいよう。家庭に対して口実を作りやすいのがその理由でしょう。

けれど、ゴルフデートばかりで他のデートができないとなれば、不倫という関係の歪さを目の当たりにするきっかけにもなり得るようですね。

【2】妻と間違われると情けなくなった

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「15歳年上のリッチな男性と不倫をしていたときには、彼が会員権を持っているゴルフ場でプレーをすることも何度かあったんです。

そこでゴルフ場で知り合いの人に会うと、私を見て『奥様、こんにちは』って言われることがあって、私は妻じゃないのですごく気まずい思いをしました…。詮索されるわけでもないし、その人たちは悪気なく私を奥様として扱ってくれたんだと思いますけど、実際の妻は別の人なので、自分が情けなくなっちゃって。

どんなに彼と仲良しでも不倫は不倫だし、私は彼の妻ではないんだな…って考えさせられる機会が増えるにつれて、こんな関係はやめるべきって気持ちのほうが強まりました。

結果としては、そういう出来事の積み重ねで、スパッと別れることができてよかったです」(32歳女性/WEBサービス)

既婚男性が女性といるときには明らかに妻ではないとわかっていても、あえて波風を立てないよう妻として扱う場面もあります。

しかし実態は不倫相手という事実は変わりませんから、むしろこういった場面で自分の立場を痛感する不倫女性もいるようですね。

【3】不倫相手の本性を知ることができた

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「お酒の席で知り合った5歳年上の男性と、勢いでホテルに行ってしまってから不倫関係になりました。

最初のうちは食事をしてホテルへ…というデートが多かったんですけど、3ヶ月くらい付き合ってからは、彼からゴルフにも誘われるようになったんです。

ところがゴルフに行ってみたら、彼の意外な本性っていうか本当は性格が悪いんだな…って思う場面がたくさんあって、一気に私の気持ちが冷めてしまいました。

ゴルフ場のスタッフに横柄だったり思うようなプレーができないと露骨に不機嫌になったり…と、普段見ている彼の姿とは別人でしたね。

不倫とはいえ、さすがにここまで性格の悪い男性とは付き合いたくなくて、さっさと関係を終えることができました」(34歳女性/サービス)

ゴルフは性格が見えやすいスポーツと聞きますが、不倫関係であっても例外ではありません。

彼の予想外の性格を知ったことで、早めに不倫を終えられたのはある意味でラッキーだったのかもしれませんね。

◆どんな事情があっても不倫はNO

どんな理由があっても、不倫は絶対にNO。いいことなんてひとつもないと思ったほうがいいでしょう。

しかし、もしもすでに足を踏み入れてしまっているのであれば、1日でも早く現実を見て、関係を終えるに越したことはありません。

◆並木まき プロフィール

元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。ゴルフ歴15年のエンジョイゴルファー。

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