2つの実例から見るゴルフの誘いに潜む不倫の罠…甘い誘惑にご用心!

ゴルフのお誘いには「不倫」への罠が潜んでいるケースも少なからずある模様。既婚者の男性からゴルフに誘われたときには、残念ながらも少々警戒したほうがいい場合も…。

元議員でありメンタル心理カウンセラーの並木まきが、ゴルフのお誘いに潜む不倫の罠にまつわる実例をお話します。

◆実例1:グループゴルフと見せかけて2サムに持ち込むパターン

既婚男性からのゴルフのお誘いで最初のうちは複数人でのラウンドを想定していたのに、約束の日になってみたら、“他の参加者たちの都合が合わない”、あるいは“ドタキャンされた”といった名目で2サムゴルフになだれ込むケースも散見されます。

けれどこれ、最初から2サムデートを狙った既婚男性の計画であることも…!

人あたりのいい既婚男性がこのパターンだと、うっかり相手の下心を見抜けない場合もあるのですが、そもそも既婚者の立場で女性とふたりきりでラウンドをしても平気な顔をしているあたりからして要警戒です。

「他の人がドタキャンなのに、ここで私まで断ってしまったらかわいそうだよね?」などと情け心を出してしまうと、不倫の罠にズルズルと引き込まれることもあるため気をつけて。実際に私が知る30代女性は、このパターンで2サムゴルフに行ってしまい既婚男性からしつこく口説かれて困っていました。

「残念だけれど、みんなが参加できる別の日にしましょう」と、他の人も参加できるゴルフじゃなければ行かない意思をはっきりと伝えたほうが賢明です。

◆実例2:送迎の車で口説き始めるパターン

ゴルフのラウンドは複数人だったとしても、行き帰りの車で既婚者とふたりきりになるシチュエーションも要警戒です!

自家用車をもっていない女性だと、既婚男性からの「送迎してあげる」の申し出を快く受け入れてしまいがちですが、ここにも不倫の罠が潜んでいるパターンは決して少なくない現実が…。

また最初のうちは男性側に“下心ナシ”だったとしても、何度も送迎をすることで親密感が増し、いつしか恋心(不倫だけど)を抱いてしまって男女の関係に…などという展開のリスクも潜みます。

ふたりきりで過ごす時間が長くなると気が緩むのか「このあとどこかに寄って、メシでもどう?」といったライトなお誘いから「疲れたから、このままちょっとどこかで休まない?」などのまさに不倫の入り口に誘われるケースも聞くことから、既婚男性の車でふたりきりになるシチュエーションは意識的に避けたほうが確実です。

どうしても既婚男性の車にふたりきりで乗らなくてはいけない場面になってしまったなら、ガードは絶対に緩めない心がけがマストです!

◆「既婚男性とはふたりきりにならない」が鉄則!

ゴルフをしていると既婚者のゴルフ仲間も増えてくることから、独身同士の友人関係のような親密感を抱いてしまう場合もありますよね。

しかし既婚男性とは、節度のある距離感を保つ交流が鉄則。そのためには「ふたりきりにならない」を守ることが、不倫の罠にハマらない最善の方法でしょう。

「あの人は下心がないはずだから」や「完全に“友達”として仲良くしているんだから、大丈夫なはず」と女性側が思っていても、どこで男性が豹変するかもわかりません。

「誘われたら断ればいい」とも言えますが、こちら側は一切の好意を抱いていないのに一方的にしつこくされた挙句に不倫関係にならなかったことを逆恨みされれば、これまでの人間関係にもヒビが生じます。

ゴルフ仲間とはいい関係をずっとキープすることが、楽しいゴルフライフへの近道。いつどんなシチュエーションであっても、既婚男性と長時間ふたりきりになることのないよう、気をつけるに越したことはありません。

◆並木まき プロフィール

元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。ゴルフ歴15年のエンジョイゴルファー。

おすすめの関連記事