ゴルフ女子にとって、とくに秋冬はどうしても荷物が多く、ともすると罰ゲーム感漂う量になります。さらにバッグの中が混沌とするとプレーに支障をきたすことも。
そこで、整理収納研究家による大荷物問題解消の極意を伝授します。
◆工夫しているつもりなんですが、かさばるし重い……
「冬はウェアや防寒グッズで荷物が膨れ上がり、夏は暑さ&日焼け対策グッズでバッグ内がグチャグチャになってしまうのが悩みです」
◆ゴルフバッグ整理収納の掟
以下の3つを意識すると、ゴルフバッグだけでなく家の整理収納にも役立ちますよ。
1.グループ分けをする
物は仕分けてひとまとめにする
プレー中に使うアイテム、お風呂に持っていく着替えなどをあらかじめグループ分けし、それぞれ袋などに入れてまとめておきましょう。同時に使うものを同じ場所に収納することを「グルーピング」と言い、あちこち探さずとも必要な物が一発で揃います。これは整理収納の基本です。
2.物の住所を決める
物が行方不明にならないように
物の住所が定まっていないと使い終わったあとも住所不定となり、毎回探し回るハメに。それを避けるためにもどこに何を入れたら使い勝手がいいかを考えて、物に定住の地を与えてください。とくにキャディバッグはポケットが多いので、住所が決まっていると楽ですよ
3.取り出すシーンを考えて詰める
リズムが崩れずスコアにもよし
ゴルフ場到着後、まずはバッグから何を取り出す? プレー中に使うものは? その頻度は? など、物を取り出す場面をイメージしてパッキングするのがコツです。必要なときに必要な物がサッと取り出せる状態にあると無駄がなく、気持ちにも余裕が生まれます。
◆ゴルフ女子たちの整理収納ワザ
「カートやロッカーのサイズを考慮し、そこに収まる最大サイズのバッグを購入。中の仕切りは100円ショップで材料を調達し、自分で縫っている」
「カラビナを使って、カートバッグやゴルフバッグにいろいろぶら下げる」
「バッグインバッグを活用」
「100円ショップで売っている電池保管ボックスにティとマーカーを分けて収納すると、見やすくて便利」
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◆教えてくれたのは、整理収納研究家 米山真央さん
整理収納研究家。広告モデル&手と歯のパーツモデル。整理収納アドバイザー1級取得、テレビや雑誌の企画などでも活躍。大のゴルフ好きで競技にも参加、ベストスコアは85。
撮影/武重 到 エディター/相田英子 ※Regina 2024年秋冬号より転載