既婚者からの「ゴルフお誘いLINE」応じないほうがいい典型2例

既婚者の知り合いから、ゴルフに誘われたときにはどう対処していますか?

相手が純粋にゴルフを楽しみたくて誘ってきているなら問題はないものの「下心」、つまり「不倫」を目論みてゴルフに声をかけているとしたら厄介ですよね。

元議員でありメンタル心理カウンセラーの並木まきが、既婚者の男性から届いたら警戒したほうが賢明なLINEの特徴を2つの事例とともにお話します。

【よくあるパターン1】「相談があるからゴルフに行こう」

「相談があるんだ」は、不倫願望のある既婚男性が独身女性によく使う“常とう句”のひとつ。取引先や上司といった仕事上の関係者にあたる既婚男性から届くこともあり、対応に迷う女性ゴルファーも少なくありません。相手とは仕事の関係ではない間柄でも、仕事に悩んでいる体裁で相談を持ちかけられれば、思わず話を聞いてあげようと思う女性は多いですよね。

でも、よくよく考えてみれば本当に相談をしたいだけであれば、わざわざゴルフに行く必要はありませんよね?この口実で誘ってきたゴルフが「2サム」でのお誘いだったなら、特に警戒心を強めたほうが賢明なパターンです。

あえてゴルフに誘っているあたりからして、お誘いのメインは「相談」ではなく「ふたりきりのゴルフ」にあることが見え見えですし、実際に筆者が知る範囲では、こういったお誘いに応じてしまった女性ゴルファーたちの多くが「口説かれて困った」や「そのあとも、しつこく誘われた」と言っている実態もあります。

とはいえ、誘われたのに完全に無視をするわけにもいかない場合もあるはず。ならば「相談」を口実に2サムゴルフに誘ってきた相手には、ゴルフではない場所ならば話を聞いてもいい旨や、その際には他の人もいる場所やランチタイムを活用するなどの短時間であれば応じてもいいといった返信で様子を見るのが安全です!

【よくあるパターン2】「ドタキャンされたから一緒に」

もうひとつの要注意なLINEは、既婚男性から届く「2サムのゴルフを予定していたら、ドタキャンされたから代わりに一緒に行こう」的な内容です。

ドタキャンをされたと聞けば思わず同情してしまうものですが、これも不倫を狙っている既婚男性が、あえてそういう体裁にして女性に声をかけているケースが見受けられます。筆者が知るパターンでは、ゴルフの数日前に連絡をしてきて「今からキャンセルするのは、もったいないから付き合って?」のようにわざと軽い誘い方をして、女性にあまり考える時間を与えずに2サムデートに持ち込もうとする事例が多いよう。しかしお誘いに応じてしまうと、その場で口説かれたり男性が妙な期待感を抱いたりして、あとの関係が面倒になったというケースを見聞きします。

ちなみにもっと巧妙な誘い方をする男性だと、お誘いの時点では3名でのゴルフを装っていた事例も!実際に行ってみたら、予定していたもう1名がドタキャンで結果として2サムだったという話も聞いたことがあります。これは巧妙ですよね…。

いずれにしても既婚男性との2サムゴルフは、危ないニオイが漂う典型的なシチュエーション。確実に2サムにならない確信があるとき以外は、気軽に応じないほうが安全です!

◆既婚者とふたりきりのシチュエーションは避けて

ゴルフをしていると、既婚のゴルフ仲間もどんどん増えていきますよね。でも、既婚男性とふたりきりになるシチュエーションだけは、どんなときでも避けるのが賢明な判断です。何かのきっかけで不倫に足を踏み入れることになれば、あとあとになって困るのは自分ですものね。

2サムデート以外にも、ゴルフ場への往復の車内やプレー後にロビーで集合するまでの時間など、既婚者とふたりきりになりかねない場面はけっこうあるもの。できるだけおかしな流れにならないよう自分でも意識しながら避けておくと、不倫の落とし穴に落ちるリスクが格段に下がります。

◆並木まき プロフィール

元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。ゴルフ歴15年のエンジョイゴルファー。

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