史上最大級に行きたくなかったゴルフのお誘い3選

せっかくゴルフに誘ってもらっても、内心では「行きたくないな」と思ってしまったことはありますか?女性ゴルファーたちが「ごめんなさいだけど、このゴルフは絶対に行きたくない!」と感じたお誘いのパターンを、元議員でありメンタル心理カウンセラーの並木まきが3つピックアップしました。

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【1】罰ゲームが設定されている

「知り合い男子の企画するゴルフでは、常に何かしらの罰ゲームが用意されています。一発芸を披露する程度の軽い罰ゲームのときもあるのですが、ティーショットで1番飛ばなかった人がランチの飲み物を負担するとか、スコアが1番悪かった人が全員のプレー代を払うとか、けっこうハチャメチャな設定もあって……そのたびにドン引きなんですよね。

罰ゲームの中身は当日にならないとわからないので、お誘いをもらうたびにヒヤヒヤしちゃうんです。少し前に私がボロ負けしたことがあって、そのときの出費が痛かった!それ以来、もうその男性からのお誘いは全部断ることにしました」(39歳女性/自営業)

罰ゲームの内容がハードだと、ゴルフに集中できないばかりか負担が大きくなってしまいがち。盛り上げる目的での設定だったとしても、負担を担う人からすれば楽しめないゴルフになってしまいますよね。

【2】交通アクセスが悪すぎる

「私は自家用車を持っていないので、基本的にはゴルフ場へは電車で行っています。前もってキャディバッグを宅配で送るので、当日は移動するだけだし、特に不便は感じていません。けれど、交通アクセスが悪すぎるゴルフ場にはやっぱり行きにくいですね。バスが出ていないうえに徒歩でも厳しい場所となると最寄駅からタクシーになるのですが、その出費もバカになりません。一緒に行く人の車に乗せてもらえばいいんでしょうけれど、送迎をしてもらう分だけ遠回りになるし負担だろうなぁと思うので、なるべく自力で行くようにしています。

自家用車で移動する人には交通アクセスってあまり気にならない話かもしれませんが、私の場合はゴルフに誘われたときに交通アクセスが悪すぎると、それだけで行く気がなくなってしまいますね」(34歳女性/金融)

移動手段は車一択!と思い込んでゴルフ場を決めてしまうと、アクセスの悪さによって参加できない人が出てくる場合もありますよね。誘う相手の移動手段まで考慮して、ゴルフ場を決めたほうが親切なのは間違いなさそう。

【3】自分以外みんな上級者

「ゴルフを始めましたって話すと、いろんな人から誘っていただく機会が増えて嬉しいんですけど、私以外はみんなプロみたいな腕前の上級者ばかりのゴルフは、一緒に行くだけで気疲れしちゃって苦手です。

実は、親しくしている先輩が超ゴルフ上手で、そのまわりの人もみんなプロみたいな腕前で……。その人たちとゴルフに行くたびに、自分だけが下手で申し訳ない気持ちになっていました。同じくらいの腕前の人か、ちょっと上手くらいの人が混ざっているゴルフのほうが気楽で好きです。上級者の人たちはみんな優しく接してくれるけれど、やっぱりこちらが気を遣ってしまうので……。最近では誘われたときに一緒に回る人の腕前を確認してから、返事をするようになりました」(35歳女性/ジュエリーデザイナー)

誰かからプレッシャーをかけられるわけではなくても、自分よりハイレベルな人たちとのラウンドでは、気を使いすぎて疲れてしまっても無理はないのかも。周りについていかなくちゃ!という焦りもあって、本来の実力を発揮しにくい環境でもありますよね。

◆行きたくないお誘いには無理に応じる必要ナシ

ゴルフを始めたばかりの頃は特に、場数を踏みたい思いやゴルフ仲間を増やしたい気持ちから、お誘いにはできる限り応じてしまいがち。けれどゴルフ以外のお誘いと同様で、行きたくないお誘いにまで応じる必要はまったくありません。

ひとくくりに「ゴルファー」と言っても、いろんなタイプの人がいて楽しみ方も人それぞれ。自分とは合わないスタイルの相手と無理にまでラウンドをしなくても、そのうちに気の合う仲間が見つかるはずです。せっかくゴルフをするなら、余計なストレスがかからない環境でのびのびとプレーしたいですよね。焦らずゆっくりと、自分のペースでゴルフライフを楽しんでいきましょう。

◆並木まき プロフィール

元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。ゴルフ歴15年のエンジョイゴルファー。

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