女性専用設計によるやさしい飛び、好みのカラーにコーディネートできるカスタマイズ性が人気のグローブライド「オノフレディ」が2025年モデルにリニューアル! より高機能かつラグジュアリーなデザインのヘッドに進化しました。自分に合ったスペックやセッティング、気分の上がるカラーを選べば、ゴルフがもっと楽しくなって、スコアアップできること間違いなし!この記事では前作からの進化ポイントや自分に合った『オノフレディ』の選び方を解説していきます。

◆こだわりの強い女性ゴルファーが『オノフレディ』を支持する理由
女性向けのクラブはさまざまなメーカーから発売されていますが、その中で圧倒的な人気を誇るブランドがグローブライドの「オノフレディ」です。
グローブライドは20年以上に渡り、女性ゴルファーがやさしく飛ばせる性能やデザイン性にこだわったクラブ開発を続けてきました。代を重ねるごとにシェアを拡大し、現在では女性向けクラブの大定番の一つと言える存在になっています。
今回は『オノフレディ』の人気の秘密について、Victoria Golfに在籍するゴルフクラブフィッターの末竹洋二さんに話を聞きました。
「『オノフレディ』が支持される大きな理由はクラブのデザインとカスタム性です。そのオシャレなイメージのデザインに惹かれて、『オノフレディ』を手に取るお客様はすごく多いです。その上でヘッドのロゴやシャフト、グリップのカラーをカスタムすることもできますので、自分好みのクラブに仕上げることも可能となっています。見た目にこだわる女性ゴルファーにとっては嬉しいサービスだと思います」
デザインが良いだけでなく、『オノフレディ』はクラブとしての基本性能の高さも備わっています。
「女性のパワーでもやさしくボールをつかまえて、高い弾道でキャリーが出せる性能の高さも備わっています。ソールの溝やフェースの肉厚設計、慣性モーメントの高さなどによってミスヒットへの強さもありますし、コースでしっかり結果を出せるクラブでもあるのです。また、シャフトのフレックス(硬さ)ごとに大きな差を付けていることも特徴的です。Lフレックスは短く軽い設計で女性でも扱いやすいスペックになっている一方で、Aフレックスは長く重くすることでパワーのある人でも思い切って叩けるようになっています。幅広いゴルファーにマッチする特性を持っていることも『オノフレディ』が人気の理由になっています」

数多くのフィッティング資格を持つゴルフクラブフィッターの末竹洋二さん。メーカー各社のクラブ特性にも精通し、最適なモデル選びをサポートしてくれます
◆新『オノフレディ』は調整機能の追加でさらに飛びもデザイン性も進化
すでに女性ゴルファーから絶大な支持を受ける『オノフレディ』ですが、最新モデルではどんな進化を遂げたのでしょう。
「ドライバーではソールの溝『パワートレンチ』を逆アーチ型にすることでヘッドのたわみを増やし、反発性能を高めています。前作よりもミスに強く、飛ばせるクラブになりました。その上でソール後方に交換可能なウェイトを搭載したことが大きな進化ポイントです。標準で3グラムのウェイトが搭載され、これをカスタムで1グラムか5グラムに変更することができます。フィッティングをする上でヘッドの重さを変えられることは大きなメリット。より幅広いゴルファーが振りやすさを実感することができるはずです」

前作では真っすぐだったソールの溝が最新モデルでは逆アーチ型に。インパクト時のヘッドのたわみが大きくなって、ボールを強く弾いてくれます

メンズモデルで採用されているウェイト調整が可能になったことも新『オノフレディ』の特徴です。好きなカラーを選択して、ヘッドデザインをカスタマイズすることも可能です
「ユニークなのは『コーチンググリップ』の採用です。模様に指を合わせることで毎回同じ握りを作ることが可能になりますので、安定したショットを打ちやすくなります。専用設計のシャフトもより振りやすく改良され、グリップ、シャフトと共に豊富にカラーが揃っています。基本性能が高まっただけでなく、カスタマイズ性にも磨きがかかっています」

『オノフレディ』の魅力であるカラーカスタムでは、シャフトで5色、グリップで4色の中から好きなものを選ぶことができます
ドライバーだけでなく、FWやUTも前作から飛び、振りやすさがさらに進化しています。
「逆アーチ型の『パワートレンチ』はウッド系クラブ全てに共通するテクノロジーで、当然、FWとUTもよりやさしく遠くに飛ばせるクラブになっています。その上でソール形状を工夫し、よりダフリに強くなっていることが最新モデルの大きな特徴だと言えるでしょう。ソールのフェース寄りの部分、リーディングエッジに丸みを付けることで、ボールの手前にヘッドが落ちても刺さらず滑るように設計されています。また、番手別にフェースの高さを変えることで、3Wは楽にボールを拾えて上げやすく、下の番手はディープ形状でラフでも打ちやすくなっています。女性ゴルファーにとって、FWやUTは使う頻度の高いクラブですから、『オノフレディ』を使うことでかなりコース攻略が楽になるはずです」

『オノフレディ』のFWやUTはさまざまなライから楽にボールを運べるようにソール形状を工夫しています

リーディングエッジに丸みを付けることで、手前にダフッてもソールが滑ってボールを拾うことができます
バックフェースに施されたダイヤモンドパターンのデザインが特徴的な『オノフレディ』のアイアンも楽に飛距離を出せる工夫が詰まっています。
「アイアンに苦手意識を持つ女性ゴルファーは少なくないですが、『オノフレディ』は飛距離を期待できる仕上がりですよ。ソールに重いタングステン合金のウェイトを内蔵することで低重心化していてボールが上がりやすいですし、フェース下めに当たるミスにも強くなっています。目を引くデザインのバックフェースは樹脂製で打感を調整する効果もあり、強い弾きを感じつつも、打っていて気持ちいい打感と打音になっていますよ」

大きめのタングステン合金のウェイトによって低重心化が図られています。ミスヒットへの強さ、ボールの上がりやすさ共にハイレベルです

ウッドと同じく打点ブレに強いことも『オノフレディ』のアイアンの特徴となっています
◆新『オノフレディ』で自分史上最高のセッティングを作ろう!
1つ1つのクラブがハイレベルな仕上がりになっている新『オノフレディ』ですが、14本のセットで使った時に真価を発揮します。
「ドライバーからアイアン、ウェッジ、パターまでセッティングに必要な14本全てのクラブが揃うのも新『オノフレディ』の魅力です。全てが女性専用で、組み合わせて使うことも考慮して設計されているからです。シャフトのフレックスを全て同じに揃えれば、振り感や弾道が揃ってくれて、コース攻略の大きな武器になるはずです」
新『オノフレディ』には、FWやUTでさまざまな番手が用意されています。どんな組み合わせで選ぶと良いのでしょう。
「まず女性ゴルファーの場合、やさしく飛距離を出すためにFWとUTの本数を増やすのが基本です。その上で、FWとUTのどちらか得意とするクラブの割合を増やして番手構成を決めると良いでしょう。FWが得意な人であれば、ドライバーの下に3W、5W、7Wと入れて、その下にU5を入れるのがおすすめです。長いクラブに苦手意識がある場合はUTを増やします。ドライバーの下に4Wか5Wのいずれか1本を入れ、U4、U5、U6とUTの多いセッティングにしましょう。もちろんアイアンが得意な方は5Iからセッティングを組むのもアリですよ」

番手が豊富に揃う新『オノフレディ』は自分好みのセッティング作りも楽しみの一つです
「基本的には番手ごとにロフト差を付けた方が距離の打ち分けがしやすくなります。しかし、あえて同じロフト21度の7WとU4を一緒に入れるのも一つの手です。ロフトが同じでもヘッド構造や長さが違うため、弾質に違いが出るからです。ラウンド中に使うことの多い距離を打つ番手のクラブを増やしておくと、マネジメントの幅が広がるのでおすすめですよ。ぜひ試してみてください」
撮影/近澤幸司 エディター/田辺直喜