ゴルフに行ったときにみんなで撮った写真を見たら、自分だけ写真写りが悪い!……そんな経験はありませんか?
もしそんな心当たりがあるならば、きちんとメイクをしているつもりでも、屋外だとメイクのインパクトが弱すぎて、自分で思っているよりも地味な顔写りになってしまっているのかもしれません。
ラウンドで写真写りのいいメイクを意識するなら、単に「ケバい」「濃い」メイクをするよりも、パーツメイクが大事なポイント。“足し算”と“引き算”を組み合わせたメイクで、今っぽさを感じさせつつも、しっかり写真映えするメイクを心がけたいですよね。そして、写真映えを左右するものと言えば「目の印象」です。
時短美容家の並木まきが、ラウンドディの写真写りをよくする“アイラインメイクのポイント”を2つお話します。
1:アイラインはいつもより太めに!
写真写りを上げるには、アイラインはマストと言っても過言ではありません。最近ではナチュラルなラインのメイクが流行っているものの、屋外で写真を撮るときには、弱めなアイランだと、やっぱりインパクトに欠けて“地味顔”に見えてしまうこともありますよね。
自分の写真を見返してみて「なんとなく、目もとがぼやっとしちゃう」と感じるようでしたら、アイラインをいつもより「ほんの少しだけ太めに」描くように心がけてみてください。
最近では、カラーアイライナーを使ったメイクがトレンドですので、いつものようにメイクをしたあと、使ったカラーアイライナーで微調整を。黒目の上が一番太くなり、目頭と目尻に向けて細くなるような“極細の三日月”のように太さに仕上げると、対面で見てもラインに不自然さや野暮ったさを感じさせにくく、自然な“映え”を狙えます。
ただ太さを加えるメイクだと、今の時代にはやや古いメイクに見えやすいことから、ラインのデザインを工夫しながら、上手に太さを出してみてくださいね。
2:縦のインサイドラインと下まぶたラインも加えて
さらに「インサイドライン」と呼ばれる目のキワのアイラインも、写真映えを左右するポイントです。ラウンドに限らず写真映えを意識したいシーンでは、目を「大きくぱっちり」と強調するのが近道ですから、インサイドラインも欠かせません。
けれど、インサイドラインをただ描いただけだと、単にケバさだけが強調される古くさいメイクに見えやすいのも確かです。
今っぽい抜け感を出しつつも、しっかりと写真映えする目もとへとメイクをするなら、インサイドラインは“縦”に描くのがポイント。まつ毛の根元を延長させるかのように、“ライン”ではなく、“ドット”のように描き足していきましょう。
また、下まぶたのラインも同様に、“縦”のラインで強調していきます。下まぶたは、上まぶたラインのように“ドット”ではなく、“まつ毛を描き足す”のがキーポイント。目尻がわと中央部分を中心に、“まるでまつ毛がそこに生えているかのように”、極細リキッドアイライナーを使って、1本ずつ下まつ毛を描き足して仕上げます。
上まぶたのインサイドラインと下まぶたのまつ毛仕込みラインが揃うと、目まわりの印象は格段に強くなるので、屋外での写真映えを狙いやすい目もとの完成です。
屋外で撮影した写真は、普段通りのメイクだと自然に見えすぎてしまうこともしばしばありますよね。ゴルフラウンドは特に、ウエアがカラフルだったりビビッドな色合いだったりするものも多いことから、ラウンドの写真を後から見返したら「ウエアに顔が負けている」なんていうことも起こりやすいでしょう。
目もとのメイクにインパクトを加えるだけでも、写真写りは劇的に変わります。今回ご紹介したメイクテクニックは、いつものメイクにほんの少しの手間を加えるだけですから、ラウンド前にロッカールームでメイクを手直しするときにも、ぜひ活用してみてください。
並木まき/元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。ゴルフ歴15年のエンジョイゴルファー。