ラウンドディの“香りのおしゃれ”では、トゥーマッチな香りよりも、ふわっといい匂いが漂うくらいのほうが、清潔感がありますよね。
ゴルフは屋外スポーツなので、香水をつけていても屋内に比べればさほど強く香りにくいものの、強い香りが苦手な同伴者がいると、カート移動で物理的に距離が近づいたときに不快感を抱かれやすいことも。また、同伴者が苦手とする香りだった場合には、苛立ちや集中力が途切れる要素にもなってしまいますから、マナーとしても「ほどよい香り」にとどめたほうが無難です。
また、夏場はどうしても汗などの臭いが気になりやすいので、ふわっといい香りをまとう子とは、女性ゴルファーの自信にも直結しやすいのではないでしょうか。
時短美容家の並木まきが、ラウンドディにふんわり香らせるための3つの方法をお話します。
1：ボディにも使える「軽めのヘアフレグランス」を使う
ヘアフレグランスのなかには、強烈に甘い香りがするものもあるけれど、それだとラウンドにはミスマッチな強さを出してしまいがち。ボディにも使えるような軽い使い心地のヘアフレグランスなら、強く香らせすぎずに、清潔感のあるムードをキープしやすいです。
50ｍL 6,000円（税抜）
おろしたてのリネンをイメージするようなさっぱりとした香りの中に、白い花、可憐なスミレを思わせる優しさもプラスした香り。爽やかなのでスポーツシーンでもイヤミになりにくいと思います。ボディ・ヘア用フレグランスなので、強すぎない香り具合も◎。
2：しっかり香りがつく柔軟剤でウエアを洗濯する
最近の洗剤には、しっかりめに香りがつく柔軟剤入りのものも豊富です。ドラッグストアで買えるものでも、上質な香りを仕込める優秀洗剤がたくさん！ ラウンドに向けてふんわりとお気に入りの香りを漂わせるなら、ウエアを洗う段階から好みの香りを仕込むと自然です。
洗浄成分が植物由来のみなので、ウエアを洗濯するのにも安心感がある洗剤。フローラル系統の3種類とアンバーウッディ系統1種類の香りがあるので、好みに合わせて選びやすく、香りの強さもいい具合だと思っています。抗菌効果が48時間持続（※すべての菌に対して抗菌効果があるわけではありません。）するので、清潔感が気になりがちな今のご時世にもぴったり。
3：クールダウンアイテムで香りを仕込む
夏場のラウンドでは、暑さ対策のグッズがマストですよね。せっかくなら、暑さケアをするタイミングで、ほどよくいい香りを仕込むのも、時短術かつさりげない香りテクニックに。
ロクシタンの「ヴァーベナ」シリーズは、レモンを感じさせる爽やかな香りでおなじみのロングセラー。夏限定で発売中の「アイシーボディジェル」は、メントールを配合しているクールな使い心地です。ラウンド中、ドリンクの保冷ボックスの中で冷やしておけば、暑さを感じるたびに、クールダウンするケアにも便利◎。塗るたびに、ほどよくサッパリとした香りが広がります。
香水だと強すぎるけれど、何もつけないのは面白くないし……と、意外に“さじ加減”が難しいラウンドディの香り問題。
実際のところ、どんなにいい香りだったとしても、香りには個人による好き嫌いもあるので、同伴者が苦手とする匂いを強く香らせすぎれば、それだけでヒンシュクを買うことも。マナーとしても、よくよく気をつけたい部分ですよね。
ほどよくふんわりと香る使いかたなら、自分のテンションも上げつつ、周囲からの反感を買うリスクも下げられます。汗の臭い対策としても、ぜひ上手に活用してみてください。
（※筆者注：文中の効果は筆者の個人的な感想です。）
並木まき／元市議会議員・時短美容家（一般社団法人 時短美容協会・代表理事）。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎（ちみもうりょう）な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。ゴルフ歴15年のエンジョイゴルファー。
