ラウンド前後やプレー中の美容は、できるだけ手短に済ませたいもの。酷暑日のラウンドであれば、汗や火照りからメイク直しをするのにも苦労するシーンが増えるので、お役立ちグッズが手元にあると便利です。
時短美容家の並木まきが、ゴルフ場に持参をすると小技が効いて便利なグッズをご紹介します!
1:小分けにした「化粧水」+「コットン」
汗や火照りが止まらないときには、ベースメイクを直すのにもひと苦労。保冷剤や冷たいドリンクの缶などを使って冷やす方法もありますが、冷たいものをいきなり肌に当てると負担や刺激が大きすぎることも考えられます。
そこでおすすめは、化粧水とコットンのセット。冷えているものではなくても、帰化熱を利用して火照った顔をクールダウンしやすく、メイク直しが楽になります。
プレー中やラウンド直後でなかなか汗がひかない!という場面では、化粧水にひたしたコットンで顔だけでなく首元も汗を拭き取るようにぬぐうと、体感温度が下がりやすいですよ。
化粧水は小分け容器で持参してもいいですし、サシェ状のサンプルを有効活用するのも◎。
2:個包装の「綿棒」
綿棒はゴルフ場のパウダールームに置いてあることもあるけれど、ポーチの中に自分のものを忍ばせておくと便利です。ラウンド中にアイメイクが崩れてきたときにも、綿棒があればヨレた箇所を素早く拭って整えられます。
目まわりのメイクを直すのに使うことが多いので、できれば個包装タイプが衛生的でおすすめです◎。使用後はそのまま捨てられる手軽さもいいですよね。
余談ですが、クレンジング液を浸した綿棒も一緒に数本カートバッグに入れておくと、メイク直しのときにマスカラのヨレなどをピンポイントで整えやすく重宝します。あらかじめクレンジングを浸した綿棒を清潔なジッパー付き小分け袋に入れるか、クレンジング綿棒として販売されているものを使っても◎。
3:マスカラお直し用の「ピンセット」
急いでいるときほど、マスカラのお直しって意外と手間取りますよね。手元が少しブレただけで、ダマになったり皮膚にマスカラ液が付いてしまったり……ということもありがちです。炎天下のゴルフでは、マスカラのメイク崩れも気になりやすいので、手早くお直しできるグッズを持っておくと心強いでしょう。
このところSNS等で話題の「ピンセット」を使ったマスカラ術は、ゴルフ場でのお直しでも使える便利なテクニック。やり方は簡単で、マスカラ液をピンセットの先端に付けて、そのままピンセットでまつ毛を軽く挟みます。メイク崩れが目立つときには、先にマスカラをオフしてからピンセットで付け直すときれいに仕上がります。
上まつ毛の束間を出したいときには、束にしたいまつ毛をまとめて挟むと狙いどおりに整います。また、下まつ毛に1本ずつしっかりとマスカラ液を付けたいときにも、ピンセットの先端でピンポイントにマスカラ液が付けられるので、失敗が少なく重宝するテクニックです。ピンセットの先端は細いもののほうが、よりまつ毛にフィットしやすくおすすめ◎。
使用後は、マスカラ液が固まるのを防ぐためにピンセットの先端を清潔にしておきましょう。
ちょっとしたお道具を忍ばせておくと、ゴルフシーンでのメイク直しは格段に時短かつ手軽に済ませられます。今回ご紹介した便利グッズはすべて“身近なもの”ながらも、あるのとないのとでは大違い。
今年の夏はまだまだ酷暑日が多そうですから暑さ対策グッズもしっかり揃えつつ、併せてメイク直しが時短で済むようなグッズも持っていくと、グルフシーンでの身支度への満足度が高まると思います。よろしければ参考にしてみてくださいね!
並木まき/元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。ゴルフ歴15年のエンジョイゴルファー。