初夏を飛び越えて夏本番がきてしまったような暑い日が続き、この夏の勇み足に、Reginaスタッフも大慌て。「たるんだ体を今すぐ絞りたい! そしてスコアも一緒に絞りたい!」そんな欲張りな願いを叶えてくれるエクササイズを体験してきました!
インナーマッスルを鍛えて、ゴルフの上達も期待できる「ピラティス」
多くの女優やタレントがボディメイクのために取り入れているピラティス。実は、トレーニングの一環として活用しているトップアスリートも多く、あのタイガーウッズや石川遼プロもピラティス経験者だそうです。ということで、新宿にあるピラティススタジオ「The Pilates Tokyo」にお邪魔して、ゴルフもされるというHANAE先生にエクササイズを教えてもらいました。今回は、まずピラティスとは何か、ピラティスを始めるための基本的な動作をお届けします!
【1】正しいスイングができる背骨へのアプローチ
ピラティスには「背骨」にアプローチする動きが多く、伸ばしたり縮めたりすることで、様々な効果が得られるとか。自律神経が整う、疲れにくくなる、そして、女性が一番気になる背中の「たるみ」を解消し、スタイルアップにも効果的。また、下半身と上半身がそれぞれ別の動きをするゴルフの捻転には背骨の柔軟性が最も大切。まずは、背骨を一つ一つ動かす基本的な動きからスタートです。
足の親指の内側を平行にして脚を腰幅に開く。頭を下げ、手はダラ~ンと前に下ろし、首の後ろから骨を一つずつ動かすようにして前屈します。これ以上下ろせないところまできたら、今度は、ゆっくりと上体を上げていきます。簡単そうに見えますが、背骨を意識しながら前屈するのは、なかなか難しいんです。これをやることで、背骨を動かす感覚がなんとなくつかめます。
【2】骨盤の筋肉を鍛えて、安定したスイングに
もう一つ、ゴルフのスイングに重要なのは「骨盤」。骨盤の底にある筋肉、「骨盤底筋群」を鍛えることで、女性ゴルファーにありがちな、スイング時のスウェーを防ぎます。またここを鍛えることで、姿勢改善やウエスト周りのシェイプアップにも効果的。女性ホルモンを整え、アンチエイジング効果も期待できるそうですよ♪
こちらも骨盤を意識するための基本動作。床に座り、まずは座骨(お尻の下側の骨)を左右均等にして、床に定着させます。これが骨盤を起こしている状態。そこから、背中を丸めながら骨盤を徐々に倒していきます。体重を座骨から尾てい骨に移していく感覚です。お腹に力を入れながら行うので、腹筋も鍛えられます。
【3】ピラティスの呼吸法
ここで、ピラティスを行う上での基本中の基本、「呼吸法」の練習です。ピラティスは胸式呼吸という呼吸法を用いることで、交感神経を活性化させ、スッキリさせる効果があるそうです。ちなみに、ピラティスとよく比較されるヨガは、腹式呼吸。副交感神経を活性化させ、リラックス効果を高める呼吸法なので、この2つはそもそも概念が違うんですね。
胸式呼吸は、鼻から吸って、口から吐きます。吸った息はろっ骨、肺を膨らませるようにし、吐くときはお腹を薄くして、あばらを細くする感覚。普段、ヨガで腹式呼吸(鼻から吸って鼻から吐く)を行っている私としては、慣れるまでが大変でした!
最初の10分間は、こんな感じでピラティスの基本を学びました。なんとなくコツを掴めたような、掴めていないような…? ただ、「頭を使う」エクササイズだということは実感しました。意識を集中させて体を動かすということは、ゴルフとも似ていますよね? このあと始まる本格的なエクササイズの体験談は、また次回お届けします!
教えてくれたのはここのスタジオ!
The Pilates Tokyo 新宿店
〒160-0023 東京都新宿区西新宿1-13-12 西新宿昭和ビル 10階
TEL:050-1746-2877