ツアープロはスタート前、どれくらい準備に時間をかけていると思いますか? 答えは…約2時間半! でも、それを私たちが実践するのは、ハードルが高い…ですよね。そこで、必須ポイントだけを凝縮したオリジナルドリルを作成。これならきっと、できるはず!
5分で完了☆ スタートホールから触れる!重要部位を動かすストレッチドリル【2】
朝イチのショットが上手くいかないと、その日1日ずっと不安を抱えてティショットを打つことに…。そんな悪循環に陥るのを避けるためには、“動かせる体”づくりが必要です。
スタートホールから触れる!重要部位を動かすストレッチドリル【1】はこちら!
【STEP4】太もも裏~背中ストレッチ
足を肩幅より少し広めに開き、上半身を前に倒す。伸ばした両手でウェッジのグリップエンドを押さえ、地面に対しクラブが垂直になるようにキープ。「背中だけでなく、太もも裏まで伸びていることを意識して」
【STEP5】手首ストレッチ
グリップした両手を円を描くように360度回転させ、手首周りをほぐしていく。使うクラブは重さを感じられるウェッジがベター。「グリップする際に、力が入っているとスムーズに回らないので、手首の力は抜くのがポイントです。
【STEP6】アキレス腱ストレッチ
え、アキレス腱?!と馬鹿にするべからず。「アップダウンの激しいコースや斜面にボールを探しに行くときに、アキレス腱は非常に重要な役割を果たします。足を前後に大きく開き、アキレス腱を伸ばしていきましょう」。体が硬い自覚がある人ほど、忘れずに。
次回更新では練習場でのドリルをご紹介。ぜひトライしてみてくださいね!
教えてくれたのは、吉本舞さん
1990年7月25日生まれ。佐賀県出身。5歳でゴルフを始める。佐賀県ジュニア連覇、高校時代は日本女子アマ出場。葛城ゴルフ倶楽部(静岡県)に所属し、現在はツアーコーチを務める森守洋氏主宰の『東京ゴルフスタジオ』にてレッスンを担当。USLPGA。インスタグラム@maiyoshimoto_
Regina初夏号より掲載 撮影/石山貴史、エディター/一寸木芳枝、撮影協力/KOSHIGAYA GOLF CLUB