「もっと飛距離がほしい!」「18ホール終わっても疲れない体がほしい!」という女性ゴルファーの声にお応えし、本当に必要なエクササイズだけを厳選。
ラウンド頻度が減る冬の間にコツコツと筋肉貯金に励むべし。一見、シンプルで簡単そうに見えますが、地味にジワジワ効いてくるので、あなどるなかれ!
◆ブレないアドレス、飛ばすための回旋…上半身には土台づくりに欠かせない筋肉がたくさんあります!(菅原 賢さん)
◆テレビを見ながらでもOK。体幹トレを習慣化して
「女性は非力なぶん、スイングが緩みすぎるという傾向があります。ゴムを想像してみてください。たわんだままの状態では、物を遠くに飛ばそうにも難しい。でも、ピンと張り詰めた緊張状態を一気に解放した瞬間、物は遠くに飛んでいきますよね。ゴルフも同じです。しっかりと回旋し、インパクトで最大限のパワーをボールに伝えるには、ブレない体幹が必要不可欠。安定感のあるアドレスと、しっかりと軸を中心に回旋するために、腹筋を鍛えていきましょう。最初は週3回くらいの頻度からでもOKです」
◆トレーニングを始める前に…内臓を温めるウォーミングアップ
床に寝た状態でひざを立て、鼻で吸って口で吐いて、 体内に十分に酸素を取り込む
【1】腹横筋を鍛える
床に寝た状態で 両手を45度くらいに伸ばし、 左右の足を交互に 引き上げる
【2】腹斜筋を鍛える
床に寝た状態で両足を引き上げ、両手を45度くらいに伸ばし、 引き上げた両足を 左右交互に倒す。
レジーナ2019年冬号より一部抜粋
撮影/鈴木泰之、Getty Images モデル/松井 麗 ヘア&メイク/椎谷愛子