自身もゴルフ大好き! というピラティスインストラクターの菅野朋子さんに、「ゴルフで役立つ効くピラティス」を教えてもらう連載企画。第2回は飛距離アップに欠かせない肩甲骨まわりに注目。正しいスイングに欠かせない筋肉をほぐし、鍛えていきましょう。
【ゴルフピラティス】しなやかな体をつくって飛距離アップ!【基本の呼吸をマスター!】
◆肩甲骨まわりを柔らかくしよう!
スマホをずっと見続けていたり、1日座ってのパソコン仕事など、普段の暮らしでは肩甲骨まわりの筋肉群の可動域がとても狭くなってます。
背筋や肩甲骨周辺筋を安定させる柔軟な上半身はゴルフでもとても重要な筋肉。ケガの予防はもちろん、飛距離アップには欠かせません。
時間を見つけて、ぜひ肩甲骨まわりの筋肉をほぐしてください!肩こりの改善、睡眠の質向上などにも期待できますよ。
◆「タオルやチューブ、クラブなど、自宅にあるものを使ってみて」(菅野朋子)
【1】ヨガマットにあぐらで座り、チューブやタオルを手にもって腕をあげる
あぐらで座ったら、両手の親指にタオルやチューブをひっかけて腕を持ち上げる
【2】肩甲骨をぐっと寄せ、肩の奥の筋肉を意識しながら高く持ち上げる
肩甲骨の奥にある筋肉を意識してさらに上へ持ち上げ、ゆっくりと上げ下げを繰り返す。普段は使わない筋肉なので、地味に見えて筋肉が伸びるのがわかるはず。タオルはクラブで代用してもOK。
横から見たところ。腕を持ち上げつつも姿勢まっすぐをキープ。
◆腕を肩の上まで持ち上げ→手のひらを顔の前までもってくるストレッチも有効です!
道具ナシ! 手軽にできる肩甲骨まわりのストレッチ。腕を肩の高さまで持ち上げて、顔の前まで手をあわせる動きを繰り返して。ポイントは胸をひらくように意識すること。肩甲骨をぐっと寄せるようにすると、肩まわりの筋肉が心地よく刺激されます。
◆教えてくれたのは、菅野朋子さん
ピラティス/ゴルフピラティスインストラクター。
仕事ではじめたゴルフのおもしろさに目覚め、ゴルフに携わる仕事がしたいと、ゴルフピラティスを習い、インストラクターに。ケガの予防はもちろん、スコアアップにも定評がある。自身のゴルフ歴15年。ベストスコア71。
モデル・金子恵美。ゴルフ歴20年、ベストスコア98。「久しぶりにしっかり呼吸・運動したので、気分もすっきり。家でも取り入れたいと思います」
◆撮影協力…自由が丘ピラティススタジオ
本格的な器具が揃うピラティススタジオで、最大6人までのグループレッスンのほかプライベートレッスンなどを行っています。ヨガスタジオ、ゴルフスタジオと隣接しているので、エステと組み合わせてオリジナルプランで心身を整えて。東京都目黒区自由が丘2-17-6 The Front B1/TEL 03-6421-2818
<<Instagram>>jiyugaokapilatesstudio/
撮影/竹井美砂子 取材・文/嘉屋恭子 取材協力/自由が丘ヨガスタジオハートワン、ワンスターゴルフスタジオ