【ゴルフピラティス】軸をつくってスコアを安定させよう【片足立ち/ブリッジ】

ゴルフ大好き! というピラティスインストラクターの菅野朋子さんに、「ゴルフで役立つ効くピラティス」を教えてもらう大好評連載。前回に続いて、体幹や体の軸を鍛えるストレッチを教えてもらいました。姿勢改善・ヒップアップなどいいことづくめなので、ぜひ取り入れてみて。

ピラティスの基本の呼吸編

◆「体の中心にしっかり軸があると飛距離が伸びます」(菅野朋子)

突然ですが、みなさんは片足立ち、できますか? 目を閉じて立つだけなのに、なかなかキープできない人、多いのではないでしょうか。このポーズを続けることで、体幹はもちろん、血流がよくなり、ダイエット効果も期待できます。また、足裏の筋肉や感覚が冴え、大地をグリップできる感覚が養えるはず。これがラウンドでも生きてくるんですよ。ヒップリフトは、ヒップアップや小尻効果、骨盤底筋群のひきしめ効果と、ゴルフ女子にめちゃくちゃオススメのポースです。

前回から続けて、体幹を鍛えるポーズをお伝えしていますが、やっぱり体幹が強くなると、体の軸がぶれなくなって飛距離が伸びます。ボールを正確に飛ばし、ご自身の飛距離もコントロールして安定したプレーにつながり次のラウンドが楽しくなりますよ! 

◆片足立ちのやり方【1】素足になり腕を持ち上げて片足で立つ。15秒キープ!

【1】ヨガマットの上に素足で立ち、腕と片足を持ち上げる。目を閉じて15秒キープ! 反対足も同様に。足元と両手の三角形を意識して!

横からみたところ。骨盤をしっかり立てて体幹を意識しよう。足裏で床をつかむような感覚を養って。

◆【応用】オフィスでもできる「真っすぐ立ち」

片足立ちが難しい、猫背という人におすすめしたいのが、壁に沿って真っすぐ立つポーズ。壁にそって頭、肩、お尻、かかとをつけてみて。あごは出さないように注意。じっとしているだけなのに、姿勢矯正の効果も大。仕事の合間、息抜きに取り入れてみて!

◆ヒップリフト【1】ヨガマットのうえに仰向けになり、お尻を持ち上げる

足は肩幅程度に開き、肩からひざまでが真っすぐになるよう、お尻を持ち上げる。呼吸を止めずにキープ。

◆ヒップリフト【2】余裕がある人は片足を持ち上げてキープ

余裕がある人は、片足上げてもOK。肩からつま先まで一直線を意識しましょう

◆上級者ならボールを挟んで片足上げも効果大!

自宅にボールがあれば、足の間に挟んでキープするトレーニングも有効。ゴルフに効果的な内転筋に効くストレッチです!

◆教えてくれたのは、菅野朋子さん

ピラティス/ゴルフピラティスインストラクター。

仕事ではじめたゴルフのおもしろさに目覚め、ゴルフに携わる仕事がしたいと、ゴルフピラティスを習い、インストラクターに。ケガの予防はもちろん、スコアアップにも定評がある。自身のゴルフ歴15年。ベストスコア71。

モデル・金子恵美。ゴルフ歴20年、ベストスコア98。「久しぶりにしっかり呼吸・運動したので、気分もすっきり。家でも取り入れたいと思います」

◆撮影協力…自由が丘ピラティススタジオ

本格的な器具が揃うピラティススタジオで、最大6人までのグループレッスンのほかプライベートレッスンなどを行っています。ヨガスタジオ、ゴルフスタジオと隣接しているので、エステと組み合わせてオリジナルプランで心身を整えて。東京都目黒区自由が丘2-17-6 The Front B1/TEL 03-6421-2818

<<Instagram>>jiyugaokapilatesstudio/

撮影/竹井美砂子 取材・文/嘉屋恭子 取材協力/自由が丘ヨガスタジオハートワンワンスターゴルフスタジオ