ゴルファーの姿勢改善や飛距離アップ、さらに美容にも効果的なハワイ発ドクターズメソッド「JUGA(ジュガ)」。
実践編3回目では、ジュガをする時の4つの約束事のおさらいと、飛距離アップ&美しい背中を手に入れるための、肩や背中・股関節周辺にアプローチする立位の型をご紹介します。用意するものはマット1枚分のスペースだけ。
守って!ジュガの“4つの約束事”
まずはおさらい。ジュガには、その効果を最大限に引き出すために4つの約束事があります。全ての型は、この4つを守った上で実践しましょう。
①おへそのあたりに力を入れる
②膣(男性はおしり)をしめる
③舌先は上顎のポケット部分に軽く押し当てて固定
④鼻先は普段より1cm引き上げる
【アドレス時の上半身を整える!】エルボーピークフォーム
アドレス時には、両肩は力まず左右平行で自然な状態からスタートできるのが理想的です。エルボーピークフォームの型の実践では、左右バランスが偏りがちな肩の高さを揃え、同時に二の腕や背中も整えていきます。
①4つの約束事を守って立ち、胸の前で合掌し肘同士をくっつけます
②肩が上がらないように気をつけながら、指先と肘を床から垂直にもち上げていきましょう。また肘が開かないよう注意します
③ゆっくりと肘を元の位置に戻して、同様に6回行います
【Point】 指先は前後に倒さず、まっすぐ床から垂直に持ち上げましょう!
【全身強化に】天秤の型
天秤の型は飛距離を意識するゴルファーにとって必須のプログラム。この天秤の型では、体軸を整え、腕、首、背中、足、股関節、臀部の筋肉を鍛え可動域を広げます。
①4つの約束事を守って立ったら、胸の前で印を組み腕を上に伸ばしましょう
(伸ばした肘は耳の後ろにくるように)
②左足を一歩前へ出し、骨盤とおへそを正面に向けたまま骨盤からまっすぐ前傾していきます
(この時かかとは蹴り出したまま、腕からかかとまで一直線になるように倒しましょう)
③姿勢を戻し反対側も同様に行います
④左右順番に10回行います
【Point】体を前傾させた時に腕が落ちたり、骨盤が開いてしまうのはNG!
その場合は無理に体を前傾させずに、指先と蹴りだした踵が一直線でキープできるところまで倒しましょう
ニキータさん「エルボーピークフォームは、肘下見の型(ひじしたみのかた)とも呼ばれています。なかなか難しいですが、その名の通り、肘の下から向こう側が見えるのが理想的、ということです。
続けるうちに二の腕や背中がスッキリしてくるので、後ろ姿を整えたい方にもぴったりです。
天秤の型は少しでもさぼるとすぐにできなくなってしまいます!毎日続けて行うのがおすすめですよ。」
次回も引き続きジュガの実践!お腹周りや下半身に効果的な型をご紹介します。安定した土台づくりと飛距離アップに効果的です!
◆教えてくれたのは「ジュガ」公認インストラクター・ニキータさん
ハワイ発・ドクターズメソッド JUGAH(ジュガ)公認インストラクター。ゴルフ業界歴24年。20代に免疫疾患を患い硬直性脊椎炎を発症。投薬治療がない中でホットヨガに出会い継続する中で、知人の勧めで日本に上陸したばかりの「JUGAH(ジュガ)」に出会う。スポーツ選手のコンディショニング、痛みや内臓諸機能の改善、バックエイジングの効果があると確信し、東京一期生としてライセンス取得の後、プロゴルファーをはじめ、パーソナルトレーニングをメインにJUGAH(ジュガ)インストラクター養成講座講師として活動中。ニキータさんのInstagram(@nikitakako_nikita)
◆JUGAH(ジュガ)協会 公式サイト
◆レッスンの詳細・お問い合わせ
ニキータさんのInstagram(@nikitakako_nikita)よりDMにてお問合せください。今後、「ジュガandゴルフ」、「ジュガandサーフィン」などのイベントや、リゾートホテルツアーも計画中とか。ぜひチェックしてくださいね!
撮影/福田文平、取材・文/辻岡奈保美