猫背さん必見!話題の【飛距離アップエクササイズ】で姿勢を改善する方法

最近、SNSで密かに話題をさらっている、“ゴルフ専用”の飛距離アップエクササイズ。たった1時間で「15~20ヤード飛距離を伸ばす」という謳い文句が魅力的ですが、なんとしなやかなボディづくりにも役立つそう。暖かくなり、ラウンドに出る機会が増えるこれからの季節に向け、飛距離アップエクササイズ考案者であるパーソナルトレーナーの石堂裕美さんに自宅でできるエクササイズをレクチャーいただきました。

飛距離専門パーソナルトレーナー 石堂裕美さん

「姿勢が悪い人のほとんどは、腹筋をうまく使えないため胸式呼吸ばかりになってしまうのですが、1日で2万回といわれる呼吸のたびに肩回りの筋肉を使うことになります。この悪い姿勢のまま筋肉を使うことで、肩や背中は余計に固まり、悪い姿勢がクセになってしまうのです。姿勢が悪いとスイングもうまく行えないし、体をリラックスさせることもできない。まずは、正しい姿勢で呼吸を行うためにインナーマッスルを鍛えるエクササイズを取り入れましょう。また、固まった肩回りをほぐす動きも行うことで、姿勢改善がしやすくなると思います。正しい姿勢が取れるようになるとスイング時に筋肉をうまく活用できるようになるので、飛距離アップにもつながりますよ」

飛距離アップストレッチについては、こちらの記事で詳しくチェック!

◆姿勢改善のエクササイズ【1】「ブレーシング」

膝立ちをし、おなかの側面に両手をしっかりと当てます。息を鼻から吸って、おなかの横側をふくらませるようなイメージで限界まで吸い込みます。このとき、おなかの側面に当てた両手を押し返すように意識して。今度は、歯の隙間から息を吐くようにして、少しずつ、なるべく長い時間をかけて息を吐ききります。ふくらませたおなかの側面は息を吐ききっても縮ませず、広げた状態をキープするようにするとインナーマッスルを効率的に鍛えることができます。20秒から30秒かけて息を吐けるようになることを目指し、3セット行って。

◆難易度アップ!できる人は、うつ伏せ状態でやるのがおすすめ!

うつ伏せ状態でブレーシングをやると、おなかの前面ふくらむことを避けられるので、側面を広げやすく、よりしっかりインナーマッスルに効かせることができます!

◆姿勢改善のエクササイズ【2】「肩ほぐし体操」

脚を肩幅に開いて立ち、息を吸っておなかを1センチ引っ込めます。膝を少し緩めた状態で両腕を前後に揺らし、肩回りをストレッチ。この時、頭の重みで前傾し、猫背になりがちなので、体の横に鏡を置くなどしてなるべく正しい姿勢を保って。

◆これはNG

頭の重みで上半身が前に倒れると、背中が丸まってしまうので注意を。

姿勢改善のエクササイズ【3】「おなかのストレッチ」

前腕を付けた状態でうつ伏せになり、おなかの前の部分を20秒かけてストレッチ。普段なかなか伸ばす動作をできない前部分を伸ばすことで呼吸がしやすくなり、刺激が入ることで痩せやすくなります。

今回紹介したエクササイズは、日常生活のなかで手軽に取り入れられるものばかり。動きもシンプルで簡単にできるので、気づいたときにこまめに実践してみてください。

トレーナー/石堂裕美さんのInstagram(@kyoridashi)YouTubeチャンネル「飛距離専門ゴルフフィットネストレーナーひろみ」も要チェック! 
体験予約は公式LINEからお申込みください。体験セッション13000円。
Hiromi Body Factory】入会金 10,000円 60分×12回コース(月4回、3ヵ月想定) 171,600円 詳しくはこちらから 

撮影/山代厚男 取材・文/河津美咲 取材協力/ゴルフゾン ジャパン

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